FREETEL KIWAMI 2レビュー。FREETEL UI 2.0の進化を感じられるREIの上位モデル

FREETELの開催するブロガーイベントにて今月12月22日発売のKIWAMI 2をいち早く触ることができたので、取り急ぎ現場からレビューしていきます。


KIWAMI 2はフリーテルのSAMURAI KIWAMIシリーズの二世代目となるモデル。1440×2560の解像度の5.7インチのディスプレイを搭載し、10コアのCPU、4GBのRAM64GBのストレージ、デュアルSIM・デュアルスタンバイに対応しつつも、価格を49,800円に抑えた機種となっています。

外観デザイン

以前レビューしたFREETEL REIと同様中央にFREETELボタンを搭載。指紋センサー、タップで戻る、押し込んでホーム、二度押しで履歴といった多機能なボタンとなっています。

端子はREIのmicroUSBからUSB type Cに変更に。

右側面には電源ボタン・ボリュームボタンを搭載。

イヤホンジャックは上部に配置されています。

左側面にnano SIMスロットを2つ、SIMピン式で搭載。初代KIWAMIは片方がmicroSDスロット兼用となっていましたが、今回のKIWAMI 2はmicroSDに非対応で両方がSIMスロット。一方でデュアルSIM性能は向上しており、今回新たにデュアルSIM・デュアルスタンバイに対応。1つのSIMで4Gでデータ通信しつつ、もう1つのSIMの電話番号で3Gの音声待ち受けが可能になっています。

背面はFREETEL REIと同様に金属の一枚板デザイン。アンテナラインにもこだわり、線を細くしています。

カメラ部分。初代KIWAMIの2100万画素から1600万画素に画素数は下げられています。

FREETEL UI 2.0

KIWAMI 2にはREIに搭載されたFREETEL UIを更に進化させたFREETEL UI 2.0をプリインストールしています。


Freetel Key機能。iPhoneのAssistiveTouch機能に似た機能で、画面上に置けるランチャーとなっています。任意のアプリが登録可能で、長押しすると通知領域に格納可能。


FREETEL UIの特徴である、画面下から呼び出せるスワイプアップランチャー。大画面でも片手で操作できるようにとの配慮で、各種トグルや起動したアプリの履歴にもアクセス可能。従来はこれに置き換えられAndroidの通知領域からアクセスするトグルが削除されていましたが、今回FREETEL UI 2.0になりスワイプアップランチャーをオフにすることで従来のトグルも利用可能となっています。


FREETELボタンは細かく機能がカスタマイズ可能。タッチ、長押し、ダブルクリックそれぞれに機能を割り振ることができ、任意のアプリも設定可能です。

電話アプリにも通話料割引サービスのFREETELでんわでの発信機能が組み込まれていたりと、細かい点をカスタマイズしています。

サイズ感をiPhone 7 Plusと比較

5.5インチディスプレイを搭載したiPhone 7 Plusと並べたところ。5.7インチのディスプレイを搭載しつつも、5.5インチ級のサイズ感に抑えています。

初代KIWAMIからの変更点

KIWAMI 2は初代KIWAMIと比較すると、CPUが8コアから10コア、RAMが3GBから4GB、ストレージが32GBから64GBにスペックアップ。デュアルSIMは2回線のデュアルスタンバイに新たに対応。バッテリーは引き続き3,400mAhと大容量のまま、重量は182gから168gに軽量化しています。一方でmicroSDは非対応になり、NFCは無くなり、ディスプレイは6.0inchの1440×2560から解像度はそのまま、サイズは5.7インチにダウンしています。


KIWAMI 2は見た目としてはKIWAMIシリーズの新型というより、REIシリーズの上位モデルといった見方が自然なモデルとなっています。FREETEL UI 2.0は以前FREETEL REIのレビューで触れた際と比べるとかなり多くの細かい点がアップデートされており、WiFiロゴを長押しすることでWiFi設定に入ったり、トグルボタンの並び替えができるようになっていたりと、細部の改善が多く見られておりUIのアップデートのスピード感を感じる箇所となっています。

FREETEL KIWAMI 2は2016年12月22日発売予定。価格は一括49,800円となっており、FREETEL公式ストアで予約受付中です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。