Mi Band 2レビュー。3週間使える圧倒的電池持ちでiPhone/Androidの通知も受信可能

海外のガジェット販売ECサイトGearBestさんから、ウェアラブルデバイス「Mi Band 2」をレビュー用に提供して頂いています。


Mi Band 2は中国XiamiのMiブランドで展開されているアクティビティトラッカー。本体にディスプレイを搭載しており時計になるだけでなく、歩数計測、心拍数計測、スマートフォンと連動した通知バイブレータなどの機能が利用できるアイテムです。最近のロットではパッケージが白い箱に製品のレンダリング画像というAppleライクなデザインに変更されているようで、Appleストアに並べられていても違和感のない外観になっています。

パッケージを開封するとMi Band 2のトラッカー本体が中央に収まっており、蓋の裏側に貼られているスポンジはAppleのMacのパッケージを彷彿とさせるもので、低価格ながら手が込んでいます。

同梱品はマニュアル、本体、バンド、充電器のみ。

デバイス本体の端子は下部の2つの充電用の端子のみ。

背面は心拍数センサーが搭載されています。

純正のバンドに装着したところ。

純正の充電器はUSB端子から充電するものとなっているため、別途USB充電器が必要となっています。

利用にはMi Fitアプリ&Miアカウントが必要

Mi Band 2を利用開始するにはiOSあるいはAndroidのMi Fitアプリが必要。ダウンロードはiOSのApp Store、AndroidはGoogle Playから可能になっています。利用開始にはMiアカウントが必要ですが、持っていない場合はアプリ上からアカウント作成が可能となっています。

通知機能


iOSのMi Fitアプリ上の通知設定。Facebook、Twitter、LINE、Instagram、Skypeなどの主要サービスが入っていますが、追加は不可能。Androidであれば後述するサードパーティのアプリで追加が可能となっています。

通知はバイブレータに加え、アプリのアイコンが画面上に表示されます。

Androidであればサードパーティアプリで細かい通知の受信が可能

Mi Band 2はiPhoneでもAndroidでもペアリングが可能ですが、Androidであれば純正アプリのMi Fitのほかにもサードパーティのアプリが公開されています。Tools & Mi Bandを使えば純正アプリ以外のアプリからの通知も受ける事が出来るほか、細かい挙動のカスタマイズも可能となっています。

交換バンドも豊富

Mi Band 2は本体の低価格さに加え、安価な交換バンドも豊富に販売されています。写真はAmazonで販売されているレザーバンド。価格は1,499円となっています。この他にも多くのバンドが販売されており、Amazonで購入可能。バンドを着せ替えて使うといった用途においては非常に手が出しやすく、服に合わせて色を変えるといった使い方であっても高くつかないのが魅力となっています。

ライフログ機能


Mi Band 2は単体で歩数計測が可能なほか、スマートフォンと同期して細かくデータを確認する事が可能。歩数だけでなく、睡眠時間などもしっかりログしてくれます。

圧倒的低価格・電池持ちで使いやすいウェアラブルデバイス

Mi Band 2を数週間使ってみた感想としては、まず電池持ちが圧倒的であるということ。100%の満充電から丸一日、通知なども全てオンにして歩数や睡眠ログを取っても、翌日には95%の残量が残っていました。実際に使って2週間〜3週間ほど無充電で使い続けられるため、充電の心配をしなくて良いのはこの手のウェアラブルデバイスとしては非常に快適。また、毎晩充電しなくても良いというメリットがあるため、睡眠時間のログも漏らさず確実に取る事ができるのも嬉しいところ。夜間も装着したまま使えるというウェアラブルデバイスは今までの電池持ちの良くない腕時計型デバイスとは決定的に違う点なので、とても快適に感じました。Apple WatchやAndroid Wearなどのスマートフォンとペアリングして使う腕時計タイプのウェアラブルデバイスは1日〜数日に1回は必ず充電して使わなくてはいけなかったため、充電が切れたらただの腕輪になってしまうという経験が多くありましたが、Mi Band 2に関しては基本的に電池切れの心配は一切せずに使えるストレスフリーなデバイスとなっています。

Mi Band 2はGearBestにて4,000円前後で販売中。Apple WatchやAndroid Wearのような高度なアプリを腕の上で使う事はできませんが、アクティビティトラッカー・通知受信機・腕時計といったところの機能に割り切って使う分には電池持ちが素晴らしく、非常に使いやすいデバイスとなっていておすすめできます。

次の記事
前の記事
アバター画像

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!