ファーウェイの6.1インチ大画面スマートフォン「Ascend Mate」のレビューです。
Ascend Mateは先日レビューしたGALAXY Mega 6.3同様、6インチ台の大型スマートフォン。日本で主流の5インチ台より更に一回り大きいサイズです。
下部はmicroUSBポートを搭載。中央にあるため市販の汎用microUSBドックが使いやすい位置です。
上部はイヤホンジャックとSIMスロット。SIMサイズはmicroSIMです。
背面は光沢のある質感で、片手で持ってもグリップしやすいプラスチック素材です。
サイズ比較
LTE非対応
LTEには対応しておらず、3Gの対応周波数は850/900/1700/1900/2100MHz。大画面でHD動画をストリーミング再生するなどの利用シーンが想定できるだけに少し残念です。
バックアップアプリ搭載
各種設定や連絡先情報をバックアップできるアプリをプリインストール。システム設定含めてバックアップできます。
Easy Panelでミニアプリをポップアップ起動
iPhoneのAssistive TouchのようなUIで常時画面上にランチャーを置く事で、大画面を活かしたミニアプリをどこからでもポップアップで起動する事ができます。
オンスクリーンキーを非表示に
Ascend Mateは画面上にホーム等のキーを表示するオンスクリーンキーですが、これを一時的に非表示にして全画面でアプリを利用する事ができます。オンスクリーンキーを非表示にするには左端のボタンを押し、再度表示させるには画面下から上にスワイプします。
デフォルトで日本語に対応
デフォルトで日本語に対応しており、Morelocale2などの外部アプリを利用する事無く、セットアップの段階から日本語が利用可能です。
今年になって徐々にリリースされて種類も増えてきた6インチスマートフォンの中でも標準的な機種で、デフォルトで日本語に対応しているため扱いやすく、ソフトウェア的にもオンスクリーンキー非表示など面白い要素があります。解像度はFullHDではなくHDと少々物足りないものの、GALAXY Mega 6.3より更に安い4万円で手に入ります。
FullHDディスプレイとLTEが無くても問題無いのであれば、6インチスマートフォンとしては面白い機種なのではないでしょうか。