ポケットに入る巨大スマートフォン「GALAXY Mega 6.3」レビュー

GALAXY Mega 6.3は大型スマートフォンの中でも、GALAXY Note 2の5.5インチを更に上回る巨大機種です。


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外観はGALAXY S4をそのまま大きくしたようなデザインをしています。

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下部はmicroUSBポートとマイク。

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上部はGALAXY S4同様、リモコン操作用の赤外線ポートがついています。

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左にはボリュームキー

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右にはスリープキー。

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背面のメッシュな質感はGALAXY S4と同様。

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microSD/microSIMスロットは重なっています。

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バッテリーは通常より薄く平べったい形状で、3200mAhの大容量。

文字入力

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日本語には対応していませんが、プリインストールされているキーボードは画面上を自由に移動させて入力できるようになっています。日本語入力はATOKなどの寄せる機能を搭載したIMEがおすすめですが、逆にこのサイズだと両手持ちのQWERTYキーボード入力も精度が高く、打ちやすくておすすめできます。

日本語化

GALAXY Mega 6.3はデフォルトでは日本語設定が選択できないため、MoreLocale 2のインストールとAndroid SDKを導入したPCが必要です。

PCからGALAXY Mega 6.3に接続できるよう、GALAXY Mega 6.3の設定から開発者オプションのUSBデバッグをオンにしておく必要があります。なお、開発者オプションを有効化させるには「Settings」→「About Phone」の中の「Build Number」を7回タップする必要があります。

USBデバッグを有効化したGALAXY Mega 6.3とPCをmicroUSBケーブルで接続し、PCから「adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION」と入力するとMorelocale2から言語が変更できるようになります。

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Morelocale2を起動し、右上のCustom Localeをタップ。

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Languageはja、CountryはJPと入力。Setを押せば日本語化完了です。

サイズ

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iPhone 5とサイズ比較した所。かなり大きい本体サイズですが、薄く滑りにくいボディのため、片手でもある程度使えるようになっています。また、設定アプリに「片手操作」という項目があり、電話のダイアルキーや電卓、パターンロック解除を片手操作用に寄せる事もできるようになっています。

外付けディスプレイとしても

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上海問屋のUSBフレキシブルケーブルを使えば6.3インチディスプレイをノートパソコンの画面横に固定できるため、ポケットに入るサブディスプレイとして使うためにiDisplayをインストールしておくのもおすすめです。


スペックとしてはGALAXY S4と比べるとCPUがデュアルコア、ストレージが8GBとスペックダウンしていますが、解像度が1280×720に落ちている事もあってか、動作は非常に軽快です。なお解像度は落ちているものの、ディスプレイはとても綺麗で粗さは気になりません。

通信面ではLTEの対応周波数は800/850/900/1800/2100/2600MHz、3Gは850/900/1900/2100MHzと幅広く、イーモバイルLTEを含む日本の主要キャリアと互換性があります。

現在、最新のスマートフォンとしてはかなり安い価格帯の4万円台で輸入できる低価格な大画面スマートフォンですが、基本的にGALAXY S4の主要機能をほぼ網羅しており、価格を感じさせるようなチープ感はありませんでした。ポケットに入るお手頃な大画面メディア鑑賞端末として非常におすすめです。

Samsung GALAXY Mega 6.3 LTE – GT-I9205 (SIMフリー, 8GB, Black)価格&特徴 – EXPANSYS 日本

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。