iPhone、iPad、iPod touchなどのiOSデバイスとMacでしか送受信できなかったAppleのメッセージングサービスのiMessageが、Androidから送受信できる非公式のアプリが登場しました。
iMessageはMMSライクなAppleのメッセージングサービスで、iOS 5以降のiPhone/iPad/iPod touchとOS X Mountain Lion以降を搭載したMacで利用可能。マルチデバイスの同時利用に対応し、写真やその他ファイルの送受信、グループチャットも可能ですが、Appleのデバイスでしか利用できないのが難点でした。
今回登場したiMessage ChatはAndroidでiMessageを送受信できるアプリで、Google PlayからAndroid端末にインストールできます。
iMessage Chat – Google Play の Android アプリ
Adam Bell氏のツイートによると、技術的にはMac miniに偽装する事によってAppleのiMessageサーバーに接続し、iMessageを送受信する仕組みのようです。
一見便利そうではあるものの、Apple公式のアプリではない非公式なアプリのため、Apple IDを預ける事はセキュリティ的に安全ではありません。利用する場合は絶対にメインのApple IDを利用せず、課金情報などの無い専用のApple IDアカウントを取得してテストする事をおすすめします。
iMessage makes the jump to Android in the form of a shady unofficial app | 9to5Mac