ウィルコムから販売されているスマートフォンAQUOS PHONE es WX04SHがパケット通信費込みで月額合計15円で運用できるキャンペーンを実施していたので買ってみました。
今回契約したのは「AQUOS PHONE es WX04SH」「STOLA WX08K」の2台セットで2台の月額が合計15円、しかもパケット通信費込みという内容。本来のウィルコムのキャンペーンとしてはMNP転入によるWX04SHを含む3台セットで契約し親回線・子回線として「もう1台無料キャンペーン」を適用する形のものでしたが、今回契約した店舗はAQUOS PHONE es WX04SHをMNPを要さない純新規で契約し、それを親回線に月額0円・本体代0円のSTOLAを子回線として契約する事で合計15円の維持費でAQUOS PHONE es WX04SHを利用できるというもの。
前回の月額15円キャンペーンの201HWとの違い
以前パケット定額込みの月額15円で201HWが使えるというキャンペーンがありましたが、今回のキャンペーンはこれと違い「既存or新規の親回線を必要としない」というのがポイント。前回のキャンペーンは月額15円の201HWを契約するために親回線にウィルコムのPHSが必要で、結局その親回線の月額が満額かかってしまうという点が残念でしたが、今回のWX04SHのキャンペーンは既存回線や月額の発生するPHS回線の親を必要とせず、純粋に「月額15円のみ」でパケット定額が持てるという点が大きな違いです。
月額15円の内訳
今回のキャンペーンで契約した月額15円の回線の内訳は以下のとおり。
ウィルコムプランLite | 980円 |
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だれでも月額基本料3年間無料キャンペーン | -980円 |
パケット定額料 | 1,980円 |
WEB接続料 | 315円 |
W-VALUE割引 | -2,280円 |
合計 | 15円 |
基本料がキャンペーン無料、ウィルコムプランLiteを利用しパケット定額を1,980円で利用、本体代にかかるW-VALUE割引を使って相殺、といった方法は以前のキャンペーンと同様。なおウィルコムプランLiteは3G/LTEでの通信が月間1GBを超えると速度制限がかかります。また、2台目のSTOLAはもう一台無料キャンペーンで完全に月額0円。ユニバーサルサービス料もかからないとの事。
テザリングは無制限
AQUOS PHONE es WX04SHはSoftBankのULTRA SPEEDに対応した3Gと、ウィルコムのPHSの2つの回線を同時に利用できる珍しい機種ですが、テザリング機能はPHS回線経由に限定されている代わりに、容量制限はかかっていません。3GやLTEと比較すると低速ではありますが、現代ではWiMAXと並んで容量を気にする事なくテザリングできる貴重な回線です。また、ULTRA SPEEDでの通信が容量制限を突破し速度制限がかかった場合でも、PHS側の回線に規制がかかる事はありません。
初月は15円で7GBまでULTRA SPEEDも利用可能
本契約は1GBの容量制限のかかったウィルコムプランLiteで月額15円運用できるものですが、1ヶ月目に関してはウィルコムプランD+のお試しキャンペーンで7GBまでの容量制限で同じ月額で利用する事ができました。なお、2ヶ月目からはウィルコムプランLiteに変更して月額15円運用が可能。
今回の案件は親回線を必要とせず、合計で月額15円で運用できるというのが素晴らしい点でした。WX04SH自体もSHARPのWindows Mobile時代以来のSoftBankスマートフォンかつPHSと3Gのデュアル回線の面白い機種で、中々遊べそうです。