【比較有】ウォークマンAシリーズの次期モデルはタッチパネル搭載、Xシリーズの後継機となる模様


海外の通販サイトでウォークマンAシリーズの最新モデル、「NW-A860」の詳細が通販サイトで明らかにされました。
画像を見ると、ボタン操作が撤廃され、タッチパネルが搭載されるようです。
これはついに生産終了となってしまったXシリーズの後継機が発売されるということです!
Xシリーズとの比較を含め、紹介していきます。

ウォークマンXシリーズとは


2009年にソニーから「ウォークマン史上最高峰モデル」と称され、圧倒的高音質とすぐれた操作性で人気を博した「NW-X1000」シリーズ。
ウォークマンとして初めてデジタルノイズキャンセリングとフルデジタルアンプ「S-Master」を搭載、更にタッチパネルと新UI、無線LANにワンセグと、多機能&高音質が売りだったこのモデル。
しかし、これより以前のモデルにあった「削除予約」、「ブックマーク」という細かな気の利いた機能がなかったり、質感が豪華とはいえそれなりの厚みと重さがあったり、実はシングルタッチだったりと、改善点と取れる箇所があり、次期モデルに期待が集まっていました。ですが、新モデルは発表されることはなく、それどころかついに生産終了となっていました。
そんなXシリーズがAシリーズと統合され、Aシリーズがタッチパネルを搭載した「新Xシリーズ」という立場になることとなります。

Xシリーズと新Aシリーズを比較!

※今回詳細が明かされたAシリーズは海外仕様の可能性が高いため、日本で発売されるときは多少の仕様変更がある可能性があります。

本体(正面)

まずは正面からの画像を見てみましょう。
■NW-X1000

こちらが「NW-X1000」シリーズ。
こちらは角ばったデザインですね。AシリーズとHOMEボタンが似ています。
ソニーいわく「鉱石をイメージ」したデザインで、リンクル塗装という塗装を施し、光が当たると鉱石のように美しく光るといういかにも高級感満載のデザインです。

■NW-A860

そしてこちらが今回明かされた新Aシリーズ、「A860」。
本体が丸みを帯びています。どちらかというとXperiaと同じ感じがする本体デザインですが、Android搭載ではないようです。
また、本体はアルミボディのようです。

本体(側面)

続いては側面。ボタンやジャックの配置を見てみましょう。
■NW-X1000
・側面(本体右側)

・側面(本体上部)

Xシリーズはタッチパネルの「画面を見ないと操作ができない」という欠点を克服した優れたボタン配置になっています。上部に再生・早送り・巻き戻しボタンを配置し、画面を見ず、またポケットから出さずに操作をする事ができるというかなり親切な配置です。
また、現在ではなくなってしまったノイズキャンセイングオン・オフスイッチがついています。個人的にはこのスイッチがないとかなり不便。現行モデルではボタン操作でわざわざメニューから操作せねばならず、少し不便です。
イヤホンジャックは本体上部、WMポートは本体下部となっています。

■NW-A860

Aシリーズでは上部のコントロールボタンがなくなり、すべてのボタンが本体右側に集約されているようです。またNCスイッチらしきものも見られます。
コントロールボタンが上部にないため不便になる…と思いきや、イヤホンジャックが本体下部に移動されているため、ポケットに入れた時に操作に困らない位置に移動した、ということになります。WMポートは変わらず本体下部

UI

最後にUIや機能について画像から比較・予想してみましょう。
■NW-X1000

XシリーズのUIはこんな感じ。現行A、SシリーズのUIはXシリーズが基となっています。

■NW-A860

そしてAシリーズ。この画像を見るにはUIの変更は特になさそうです。もともとXシリーズの操作性はかなり完成されているため問題はないと思われます。
今回は現行S、Aシリーズに搭載されている、音楽を12音解析してテンポなどによって音楽をジャンル分けする「おまかせチャンネル」の進化形である「SensMe」が搭載されるようです。「SensMe」はPSPに搭載されています(解析には別途ソニーのメディア管理ソフト「MediaGo」が必要です)。
また、コード録音か、それともマイク録音かは不明ですが、録音メニューBluetooth、そしてプレイリストと再生中のミュージックへのショートカットが出来た模様。ワンセグ、YouTube、ブラウザはなくなったようです。これは無線LAN機能の撤廃を意味し、ウォークマンが完全に音楽一筋の方向性であることを強く示しています。
他にiTunesとの連携歌詞表示に対応。
そして容量は現在のところ16GBのみで、値段は129.99ポンド(日本円換算約16600円)。手ごろな価格となっています。日本では現行モデルと同じく23000円ほどになるのでしょうか?

どうやら更に音楽への注力を施したようにみられる新Aシリーズ。このまま日本で発売されるかはまだ不明ですが、今回も十分な完成度でのリリースが期待されます。
実はガジェットショットには自分を含め2人Xシリーズユーザーがいます。ウォークマンのタッチ操作は慣れるとボタン操作が面倒くさくなり、新シリーズへ手出しをしにくくなっていましたが、Aシリーズが後継機となったことで、既存のタッチ操作に慣れたXシリーズユーザーの買い替えを後押しする事となりそうですね。

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とーもす

Appleとソニーが好きな人です。iPhone 5s、Xperia Z1f、MacBook Air、VAIO Fit 13Aを愛用中。