日本通信からドコモとソフトバンクの双方のSIMカードを併用することで信頼性を高めた2SIMルーターが発売されました。
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、本日、当社のデュアルネットワーク戦略を実現する新製品第一弾「2SIMルータ(トゥー・シム・ルータ)」を発売しました。2SIMルータは、ドコモ網を主回線、ソフトバンク網を副回線として使うことで、主回線に何らかの障害が発生した場合、副回線に切り替わって通信を継続します。単独回線での通信に比較して飛躍的に信頼性を高めた通信サービスです。
今回発表されたルーター「2SIMルータ(トゥー・シム・ルータ)」は夏に開発表明がされていた製品。ドコモ回線を主回線とし、障害発生時に副回線に切り替わって通信を継続するという、信頼性を高めた製品となっています。
なお、今回「発売」とプレスリリースを打っているものの、法人向けのためか、現時点では製品ページは公開されていないようです。MVNOの普及などで安価に複数のキャリアのSIMカードを調達できるようになった今、複数のキャリアをバックアップ用とで持てるルーターは魅力的。同じ日本通信の設備を利用した回線同士であればドコモ・ソフトバンクの設備が無事であっても日本通信側に万が一の通信障害があった場合の挙動などが気になるところですが、今回のプレスリリースでは詳細な情報が出ていないため続報待ちですね。