ドコモのiPhone 6sを使っていて、LTEの電波が非常に悪い場所で3Gに切り替えたら快適なケースがあったので紹介します。
自分がよく足を運んでいるラーメン屋さんではLTEの電波が1本しか入らず、まともにTwitterもできない電波環境となっています。そこで毎回LTEをオフにして3Gにする事で快適に接続しています。
LTEのオン・オフは設定アプリの「モバイルデータ通信」の項目からアクセス可能。左がiPhone 6sでLTE/VoLTEをオンにした状態。アンテナピクトが1本しか立っておらず、電波状態が非常に悪いことがわかります。右のようにLTEをオフにすることで、強制的に3Gで接続させることができます。同じ場所でも3Gであればアンテナピクトが最大まで立っており、電波状況が改善している事がわかります。
なお、Androidでも設定アプリから「その他設定」「モバイルネットワーク設定」「優先ネットワークタイプ」と進むとLTEをオフにできる機種も多くなっています。ただauに関してはVoLTE対応端末(Xperia Z4など)以降は旧規格のCDMA2000を切り捨てておりそもそも対応していないため、LTEをオフにして3Gで通信する事はできないので注意が必要です。
LTEをオフにするというのは初期のdocomo Xi対応端末でよく使われたテクニックで、当時はLTE接続時の電池消費が激しかったり、LTE基地局が少ないために電波状況がよろしくなかったりといった事情により強制的に3Gに落としたほうが快適に運用できるという時期もありました。今の時代となっては機種・基地局ともにほとんどのケースではLTEはオンにしておいたほうが快適なインフラが整っているものの、稀にLTEをオフにしたほうが圧倒的に快適となる場所も未だ存在します。
実際に出くわす事はあまりありませんが、こういった方法も頭の片隅で覚えておくと役に立つかもしれません。また、よく行く場所であれば時間はかかるものの電波改善要望を出してみるのも良いですね。