NHKニュースによると、携帯キャリア各社は本日行われる総務省の有識者会議を踏まえ、新しい料金プランを検討中です。
携帯キャリア各社が他社からの乗り換えのために高額キャッシュバックを配っている問題に関して見直しが行われ格安スマホの利用を推進するのは以前書いたとおりですが、それに加えキャリア各社はそれぞれ携帯料金を下げる新たな料金プランを来月にも公表する方針とのことです。
このうちNTTドコモは「家族で契約している利用者の料金を割り引いて、家計全体の通信料金を引き下げる仕組み」、KDDIは「通信の利用量が少ない小学生と55歳以上の利用者向けのプランについて、対象を広げること」、ソフトバンクは「キャッシュバックの見直しや長期間、契約している利用者への優遇策」を検討しているとのこと。
先日の記事でも指摘したとおり、総務省の有識者会議は実質0円の販売方法を締め上げつつも元栓を絶った中古市場の活性化を目論むなど、矛盾が見受けられる内容。本日の取りまとめが悪い方向に転がらないよう祈るばかりです。