iPhoneに搭載されているバッテリーは充電するたびに満充電の寿命が縮まっていきますが、coconutBatteryを使えば具体的に何%程度なのか診断することができます。
coconutBatteryはMac用のアプリ。バッテリーの搭載されているMacやiPhone、iPad、iPod touchなどのバッテリーの消耗具合を診断することができます。以前は240円の有料アプリにてiOS版も配布されていたようですが、現在日本のApp Storeでは入手できない状態となっています。
coconutBatteryは現在公式サイトでダウンロード可能。最新バージョンはMacOS X 10.7以降に対応しており、診断可能なiOSはiOS 7からとなっています。
使い方
iOS Deviceのタブをタップすると、接続しているiOS端末のバッテリー情報が表示されます。上のバーがバッテリー残量、下のバーがバッテリーの劣化具合。Loadcyclesはバッテリーの放電充電サイクルの回数となっています。また、Device detailsをクリックすると製造日からの経過日数を知る事も可能。今回チェックしたiPhone 6sは発売日である2015年9月25日の2週間半前ほどに製造されたもので、167回放充電サイクルを繰り返しているので、発売日からほぼ毎日使い切っていることがわかります。
iPhoneは保証期間内に80%まで劣化したら無償交換可能
iPhoneのバッテリーは本来の容量の80%未満の容量しか維持できなくなった場合、保証期間内もしくはAppleCare+期間内であればバッテリーを無償交換可能。保証期間外の場合は税抜き9,400円で有償での交換も可能となっています。詳細はAppleサポートページから。
ただ今回約半年間使ったiPhone 6sが95.7%という数字になっているので、80%未満の容量に到達するにはまだまだかかりそうです。
Mac限定アプリとはいえ、iOS端末のバッテリーのへたり具合を確認できるのはモヤモヤしていたところがスッキリして便利。製造日も確認できるので、手元のiPhone/iPad/iPod touchを調べてみたいMacユーザーの方は是非試してみてはいかがでしょうか。