スマートフォン・タブレット・PCなどでノートを同期できる「Evernote」が、料金改定と共に無料プランに2台の台数制限を設ける事を発表しました。
Evernoteが今回台数制限を設けたのは無料プランの「Evernote ベーシック」で、台数は2台まで。スマートフォン・タブレット・PC版のうち2台のパソコン、1台のスマートフォンと1台のパソコン、1台のスマートフォンと1台のタブレットなど、組み合わせは自由で上限2台までの制限となっています。
この台数制限を回避するためには「Evernote プラス」あるいは「Evernote プレミアム」の契約が必要。Evernote プラスは月額360円または年額3,100円、Evernote プレミアムは月額600円または年額5,200円となっています。
台数制限を回避するためには
マイナビニュースによると、今回の台数制限が適用されるのは純正のネイティブアプリのクライアントのみ。Web版やEvernote for Windows TouchなどのEvernote APIを用いたEvernote製品や、サードパーティのアプリなどはこの台数制限を受けないとの事なので、PCからはWeb版やMac用のAlternoteなどの代替クライアントを利用すれば無料プランでも3台目以降での利用が可能となります。
スマートフォンで同期できるノートアプリとして強い人気を誇るEvernoteですが、今回の台数制限の発表は無料プランユーザーには寝耳に水なのではないでしょうか。ただEvernoteの上位プランは月間アップロード制限が緩和されるだけでなく、オフラインでノートブックが使えたり、変更履歴が参照できたり、アップロードしたPDF/Officeドキュメントや画像の中の文字をOCRスキャンで検索できたりと便利な機能が多く、無料プランのユーザーは有料プランを検討してみても良いかもしれません。
なお、プレミアムユーザーからの紹介制度でこちらのリンクから登録する事でEvernoteプレミアムを1ヶ月無料で利用する事が可能。台数制限に困っている方は是非。