SAMSUNG GALAXY S IIに搭載の”Exynos“、Motorola AtrixやLG Optimus 2Xに搭載の”Tegra2“、LG Optimus 3Dに搭載の”OMAP4“、どれが最強のデュアルコアプロセッサ搭載SoCなのか、ベンチマークテストで比較しているサイトを見つけたので紹介します。
上記3機種以外にもiPhoneシリーズやBlackBerry端末、WP7端末や他のAndroid端末等、多種多様な端末と比較されています。
尚、「ベンチマーク結果=体感速度」ではありませんのであくまでも一つの参考として。
JavaScript実行速度
OMAP4>Exynos>Tegra2といった感じ。
ブラウザ描写速度
Tegra2≧OMAP4>Exynosといった感じ。
グラフィック性能
(値が大きいほど高性能)
同じSoCを積んでいるOptimus 2XとAtrixとの間に大きな差が出てしまいました。
GALAXY S IIのExynosが伸び悩みます。
OMAP4>Tegra2>Exynosといった感じ。
(値が大きいほど高性能)
こちらもOptimus 2XとAtrixに大きな差が。
当たり前といえば当たり前ですが、「Android端末の優劣はSoCだけで決まるのではない」ということがよくわかります。
OMAP4>Tegra2≧Exynosといった感じ。
総評
もちろんこれはベンチマーク上のことであって、体感速度とは別物です。
また、単純な処理能力だけでなく消費電力等のベンチマークテストでは計ることのできないステータスもありますので一概に優劣は付けられません。
しかし、このベンチマーク結果だけを見て考えると、OMAP4>Tegra2>Exynosといった感じです。
とは言え、飛び抜けて優っているものも飛び抜けて劣っているものもありません。
それにしても、これだけのハイエンド端末を前にして4戦3勝というOptimus 3Dはスゴイですね。
今回はGALAXY S II、Atrix、Optimus 2X、Optimus 3Dの4機種だけに注目してベンチマーク結果を考察しましたが、別の端末にも注目してみると面白いかもしれません。