もしドコモがiPhoneを導入した場合、
2011年度の販売想定台数は半減すると、
ソフトバンク内部資料にて推定された事が明らかになりました。
iPhoneがソフトバンク独占の場合、新規契約が267万台、機種変更が203万台なのに対し、ドコモが参入すれば新規契約が95万台、機種変更が157万台に減少。252万台がドコモ向けに流れるという想定だ。アップルがドコモと組めば、ひとたまりもなくシェアを奪われるという戦(おのの)きが伝わってくる。
via もしもドコモがiPhoneを売ったら (月刊FACTA) – Yahoo!ニュース
NTTドコモのネットワーク品質には定評があり、技術上同じiPhoneの端末を利用できるため、
多くのユーザがドコモからのiPhoneリリースを待ち望んでいるのは明らかですが、
やはりソフトバンク社内でもこの推定が実際行われていた様子。
つまりNTTドコモがAppleとの提携交渉に成功した場合、
ソフトバンクの介入無しにiPhoneが販売開始される可能性が高いとも見られます。
Appleが求める条件に応じているソフトバンクが現状iPhoneを実質独占している形ですが、
やはりユーザーが求めているiPhoneはソフトバンクの回線品質のそれとは違うため、
Appleにはユーザーが高品質ネットワークを求めている声も届いています。
実例としてアメリカでAT&T社が独占していた形のiPhoneですが、
地下鉄走行中でも安定して通話できると定評のVerizon社からもリリースされました。
Appleが高品質なネットワークでiPhoneをリリースしたいというのは確かであり、
後はNTTドコモがAppleの要求に応じるかが鍵となってくるのではないでしょうか。