Spigenの新作iPhoneケース「Air Fit 360」のホワイトをレビュー用に頂いています。
Spigenのシン・フィット 360(Air Fit 360)はiPhone 7・iPhone 7 Plusを全方位から保護できる新型ケース。ブラック・ホワイト・ローズゴールドの3色のカラバリのうち、今回はホワイトを頂いています。
パッケージの内容としては前面・背面それぞれのパーツに加え、画面部分を保護するガラス製保護フィルム「GLAS.tR SLIM」のAir Fit 360専用バージョンが同梱されています。
GLAS.tR SLIMのAir Fit 360用バージョン通常モデルとは違い、画面部分のみをカバーする長方形のものとなっています。ホコリ除去用のシールやクリーニングクロスのほか、破損や貼り付け失敗に備えて2枚入っているのも嬉しいところ。
iPhone 7本体の画面部分に合わせたところ。ディスプレイ本体部分のみをカバーするサイズとなっています。
Air Fit 360の裏面には同社のマグネット式車載ホルダー「エアーヴェント」が搭載できるようになっており、このケースの見た目そのままで車にマグネットで装着する事ができるようになっています。
下部の端子周り。
電源ボタン部分。
ボリュームキー部分。
マナーモードスイッチ周り操作性も良好。
背面。
カメラ周り。
質感
Air Fit 360のホワイトの質感はドコモから販売されているXperia X Compactのホワイト(写真右)に非常に似ており、光沢感のある白。TPUケースなどと比べると汚れは比較的付きにくそうな質感で、グリップ感に関してはその性質上、手の湿度に大きく左右されます。通常時であれば手にしっかりグリップしてくれる質感ですが、手が乾燥しているとTPU等のケースと比べ滑りやすいので注意が必要です。
総評
今までiPhoneを360度全方位から保護してくれるケースはかさばるものが多かった中で、今回のAir Fit 360は普通のiPhoneケースと大きく変わらない薄さに仕上がっており、全面保護をこの薄さで実現できているのは嬉しい点。専用に長方形のディスプレイ保護ガラスが付属するお陰で、画面部分の操作性を損ねる事なく全方位の保護を実現しています。これは画面保護ガラスのGLAS.tRシリーズを販売しているSpigenだからこそ実現できたケースと言えるでしょう。通常のケースでは画面側は保護されていませんが、このケースでは画面側もしっかり覆われて保護されている安心感を強く感じました。
前面を覆うケースは普段使わないため使い勝手が不安でしたが、実際使ってみた感じとしては至って許容範囲内。ディスプレイ端丁度のサイズのガラスのため端を斜めから見ると虹色に見える、ホームボタン部分に段差がある点、画面の縁にやや段差があるためコントロールセンターなどの画面端から呼び出す操作などは最初慣れるまでは違和感がありましたが、慣れればさほど問題は無し。
外観としてはナチュラルに違和感無くiPhoneを全面ホワイトにでき、よく出来たケースだと思いました。今回ジェットブラックにホワイトという組み合わせでレビューしましたが、ホームボタンが白い「ローズゴールド」「シルバー」「ゴールド」のiPhoneであればより一層一体感がありそうです。
Air Fit 360はiPhone 7、iPhone 7 Plus用をどちらもラインナップしており、カラバリは今回紹介したホワイトに加え、ブラックとローズゴールドが用意されています。価格はAmazonにてiPhone 7用が3,840円、iPhone 7 Plus用が4,050円とやや高めですが、付属のガラス込みのセット価格と考えると全方位保護ケースとしては納得の価格なのではないでしょうか。購入は以下のリンクから。