iPhone Xの背面のカメラの段差を無くし、滑らかなフォルムにすることができるミニマルデザインのMYNUS iPhone X CASEを買ってみました。
今回購入したのは「MYNUS iPhone X CASE」という、非常にミニマルな薄型ケース。以前同社のiPhone 8用ミニマルバンパーのレビューを書きましたが、それと同様、iPhone本来のデザインを活かしたミニマルな主張しないケースとなっています。
こちらが本体。マットブラック、マットホワイトの2色展開となっているうちマットホワイトを選択してみました。
Lightning端子周りには装着時に広がるように切れ目が入っていますが、他の部分は途切れのないひと続きのケースとなっています。
内側はクッション性のあるスエードシート素材となっています。
iPhone Xに装着したところ。今回シルバーの本体に装着しましたが、画面以外の部分をジャストサイズでみっちり覆うケースのため、本体のカラバリによる見た目の差はほとんどありません。
Lightning端子周りのフィッティングもかなりの高い精度でぴったり組み上げられており、iPhone X本体との一体感の高いケースです。
側面のボタン部分はスポットでボタン中央部のみ膨らんでいるミニマルなデザイン。
マナーモードスイッチ周りもジャストサイズで組まれており、他のケースとは一線を画するフィット感です。
カメラ部分の出っ張りより僅かに分厚くなっており、薄型でありながらしっかり卓上でのガタツキを防ぎます。
デザインの完成度の高さ故に気になる細部
コンセプトとして非常に洗練されているMYNUS iPhone X CASEですが、滑らかなひと続きのケースなため細部の精度に気になる点があります。
実物にはあってプレス画像には無いこの外周の継ぎ目の線。製造工程で発生するやむを得ないものかとは思いますが、やはり4,000円オーバーのiPhoneケースという事で気になった所です。ミニマルデザインのコンセプトが非常に良いだけに、この継ぎ目を作らない製造方法を見つけてほしかったところ。
最後は少し辛口になってしまいましたが、エラストマー素材で出来た薄型ケースの一体感は素晴らしく、全体的な使用感としては非常に満足度の高いケースです。これほどスリムなケースを一度使ってしまうと分厚いケースに戻るのは難しいかもしれません。極薄なだけに保護性能にはあまり期待できないところですが、iPhone Xを擦り傷などから守りつつ、背面の段差を無くして快適に使うにはうってつけのケースです。
販売価格は4,212円と高めに設定されていますが、このミニマルデザインに価値を見い出せれば十分に買う価値のある唯一無二のケースだと思います。