新しく購入した15インチMacBook Pro用に、Mosisoのキーボードカバーを購入してしばらく使ってみました。
2015年の12インチMacBookから採用されているバタフライキーボードですが、世代を重ねるごとにフィーリングは改善されているもののホコリなどの異物混入に対して弱い構造は完治せず。一度押したキーが連続入力されたりといった不具合が報告されています。自分が購入したのは2019年5月発売の第4世代バタフライキーボード搭載モデルのため異物混入に対しては対策が強化されたモデルではあるものの、Appleのキーボード修理対応プログラム対象である事は変わりなし。無償修理となった場合でも修理に出して手元に無い期間があったりすると不便なので、あらかじめ予防しようと思い、今回ラバー素材のMosisoのキーボードカバーを購入してみました。
カバーを付けないMacBookのキーボードのテカり
異物混入対策と併せて購入の理由となったのが、数年間使ったMacBookのキーボードのテカり。以前レビューした12インチMacBookはキーボードカバー無しでキーボードを打ち続けていますが、綺麗なマットブラックだったキートップが徐々にテカって光沢を帯びてきます。
同様の経年劣化の対策としてディスプレイ側のキーボード汚れ移り対策で画面保護フィルムを導入したので、キーボード側もカバーを購入してセットで経年劣化対策を取っていく作戦です。
パッケージ
こちらが本体のパッケージ。厚紙で挟んだシンプルな構成でカバー本体のみが入っています。
こちらがキーボードカバー本体。元の色が透けて見えるクリア、オーソドックスなブラックとネイビーブルー、個性的なグラデブルーとローズクォーツなどカラバリが豊富に用意されていますが、今回は黒から順に明るいグレーに一段ずつ変化していくグラデブラックというカラバリを選択してみました。
実際に本体に装着
実際に本体に装着していきます。こちらがビフォー。ほとんどタイピングする前なのでかなりきれいな状態。
こちらがカバーを付けた所。Touch Bar部分には被さらず物理キーのみを覆う形で、かなりナチュラルに馴染んでいます。
スペースバーのメーカーのロゴはやや主張が強い印象。
capsキーのインジケーターの穴の位置が年式の違いからか2019年モデルはややズレるのが気になるところ。
安価に保護しつつ、タイピング音も静かになる優れもの
購入から2ヶ月ほど使っていますが、タイピングのフィーリング的にも許容範囲で引き続き使い続けています。元のMacBook Proの第4世代バタフライキーボードはタイピング音の目立つ第2〜第3世代バタフライキーボードと比べると比較的「ペチペチ感」が抑えられたやや上質めなキータッチに感じましたが、このMOSISOのカバーを付ける事によって更にキータッチはしっとり、タイピング音が静かになり、パソコンを持ち込むセミナー会場やカフェでの作業などあまり「ペチペチ」したくないシーンでもそれほど心配せず打てるようになったのは嬉しいところ。
カバー無しの状態と比べるとラバーを被せた事でタッチ感のキレは丸くなってしまうものの、ラバー素材である事からよく指をグリップしてくれることで、タイプミスも比較的しにくく快適に使えています。
Amazonでの購入価格が799円とかなり低価格なので半信半疑で買ってみたアイテムですが、実物は思った以上にグラデーションカラーの色味やタッチした際のフィーリングが気に入ったため、気に入って使っています。13インチMacBook Pro、12インチMacBook、13インチMacBook Airにも対応しており、MacBookシリーズを使っていてキーボードのテカりやホコリの混入、タイピング音などが気になっている方にはコスパが良くイチオシなアクセサリです。