ドコモがオンライン限定で展開する料金プラン「ahamo」ではサービス開始時にはドコモオンラインショップでの機種変更が不可能となるため、事前に機種変更する必要があると発表されています。
「ahamo」はドコモが3月26日より提供開始予定の新料金プラン。インターネット上で手続きが完結するオンライン専用ブランドで、ドコモショップなどの実店舗のサービスが利用できないものの、月額2,970円(税込)で月々のデータ容量が20GB(超過後は1Mbps制限)、国内通話5分無料(超過後22円/30秒)といった低価格でそれなりの大容量が使えるプランとなっています。
ahamoはサービス開始時に「iPhone 11」「Xperia 1 II SO-51A」「Galaxy S20 5G SC-51A」の3機種をラインナップしますが、現在ドコモを使っておりahamoを契約予定で、これら3機種以外のドコモオンラインショップ取り扱いスマートフォンを購入予定の場合、ahamoへの変更後にはドコモオンラインショップでの購入は不可。
そのため、ドコモ取り扱い機種の購入と同時にahamoへの切り替えを予定している場合、ahamoの契約よりも先にドコモオンラインショップで機種変更を行い、その後ahamoへの切り替えを行う必要があります。手順は以下のとおり。
- ドコモオンラインショップで機種を購入(料金プランは「5Gギガライト」または「ギガライト2」を選択)
- 機種が到着したら、開通(利用開始)の手続きを実施
- オンライン手続きで5Gギガライトまたはギガライト2からahamoへプラン変更を実施(2021年3月26日から受付開始)
なお、ahamo契約の回線でのドコモオンラインショップでの機種変更は2021年6月から可能になる予定。6月以降に機種変更を予定している方であれば今回の手順は不要となっています。
ドコモで購入した機種はahamo契約へ変更した後もケータイ補償サービスは継続されるとアナウンスされており、ahamoで月々の通信費は抑えつつも機種はしっかりドコモの最新の物に補償サービスをつけて使いたいといった方は今回の手続きで補償付きで機種変更後、ahamoへの変更を実施するのがおすすめ。
店頭サポートが不要な方であれば、安い月額料金でドコモ同等の4G/5G回線を20GBまで使えてケータイ補償も継続できるahamoはコスパ良好な選択肢。サービス開始直後にはこのようなシステム改修待ちのトリッキーな部分があるものの、「わかっている方」には良いとこ取りの美味しいプランになりそうです。