絶妙な”くすみ”ラベンダーパープルのAirPods Pro用レザーケースを試す

最近偶然見つけて購入したところ、かなり気に入ったAirPods Pro用ケースがあったのでレビューしていきます。


登場した2019年にレビューして以来、ポケットに収まるノイズキャンセリングイヤホンとしてずっと愛用し続けているAirPods Pro。本体の満足度こそは高いものの、ケースは見た目に納得にいくものに出会えていませんでした。

結局AirPods Proは長らくケース無しでそのままポケットに入れて持ち歩いていましたが、最近周りのガジェットがラベンダーカラー系が多くなってきた事もあり、テイストを合わせられるケースは無いかとなんとなく調べたところ見つけたのが今回紹介するGreedyFarmersのAirPods Pro用PUレザーケース

紫系の製品は商品ページで見る色味と実物のイメージが結構違ったりと「色味ガチャ」な事が多く選ぶのが難しいカラーではありますが、今回のものは個人的に「当たり」でした。

それでは早速レビューしていきます。

こちらがパッケージ。段ボールの無機質な梱包です。

こちらがケース本体。カラビナとキーリングでぶら下げるタイプのケースで、表はボタンで閉じられるためうっかり中身を落とす心配も少ない構造です。

こちらが背面。AirPods充電ケースの背面のボタンを押すための穴が設けられていませんが、そもそもケース背面のボタンはApple製品以外とペアリングする際に使うぐらいでほぼ普段使いで出番が無く、外観重視で特に何も穴が設けられていないのはむしろ不便は無く見た目の良さで個人的に高評価。

カラビナ部分はマットな質感の金属にレザーのカバーが被さっており、銀色でブランド名がプリントされています。色やバンランスも悪くなく、そこまで嫌な主張では無いと感じました。

逆側は特に文字は無し。

ケース内側は特に両面テープなどは用意されておらず、AirPods Proをそのまま差し込んで使う形。

AirPods Proを中に入れたところ。サイズもぴったりで、特に滑り落ちてくる気配もなく安定しています。

ボタンを閉じたところ。少し尺に余裕がありました。

他の紫系のガジェットと色味を比較

実際の色味を比較するために、同じ紫系統のカラーのガジェットであるiPhone 12のパープルとGalaxy Z Fold3のラベンダーと並べてみました。

今回のGreedyFarmersのAirPods Pro用レザーケースの「ラベンダーパープル」はいわゆる「くすみ」カラーで、やや赤寄りの落ち着いた色。個人的に最近購入した紫系統のガジェット系のアクセサリの中で最も好きな色で、上品なイメージがあります。

重心は頭が下なのが気になるもの構造的にOK

カラビナやキーリング付きのAirPodsケースは蓋の方が上に来るように重心が工夫されている製品も一部ありますが、本製品は吊り下げた時に蓋が下にくる位置にキーリングが配置されています。

個人的に「蓋が上側に来るケース」はイヤホンの出し入れが安心してできる、うっかり蓋が開いてしまった時にイヤホン本体を落とす不安が少ないといった点でポイントが高いのですが、このケースはAirPodsケース本体の蓋とレザーケースの蓋のボタンの二重構造で閉まるため、両方が開いてないと中身が出る心配が無いため少なくとも知らない間の落下リスクの方は問題無し。

重心的には頭が落ちているもののトレードオフで金具の位置が間のベルトの中央のバランス感の良い場所にある外観のため、見た目の良さも加味すればトータルで納得できる形状でした。

外観は高い完成度、デメリットも少ないAirPods Proケース

色に惹かれたケースですが、実際に使ってみるとカラビナ付きケースとして満足度の高いものでした。機能的に気になった点としては他には背面のボタンが押せなくなるところ、前面のインジケーターのLEDが隠れるところといったところがありましたが、いずれもApple製品とペアリングして使う限りは全く困らないポイント。その辺りを割り切って外観の良さに振り切っているのはむしろ好感が持てました。

価格は記事公開時点で3,490円。カラバリも今回紹介したラベンダー以外にも青、オレンジ、グレー、イエロー、水色、緑色、ホワイト、ピンクなどなど絶妙なカラバリをラインナップ。色が刺さったと思った方は色目当てで買っても良いのではないかと思います。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。