サムスンからカラフルな32インチ4Kの「Smart Monitor M8」発売、単体でネットや動画が使えるスマートモニター

公開:2022.3.28 / 最終更新日:2022.03.28

サムスンから32インチ4K解像度のTizen OS内蔵モニター「Smart Monitor M8」がグローバルで発売されました。


Smart Monitor M8はTizen OSを搭載したサムスンのモニター「Smart Monitor」シリーズの最新モデル。WiFiを内蔵し、PCを接続する事なくYouTube・Amazonプライムビデオ・Netflix・Apple TVといった動画サービスの利用や、Webブラウザの利用が可能な製品となっています。

公式のプロモーションビデオは以下のとおり。

仕様としては画面サイズが32インチ、解像度が3,840×2,160、HDR 10+対応、リフレッシュレートが60Hz。端子はmicroHDMIが1つ、USB type Cがアップストリーム・ダウンストリーム1つずつとなっており、USBは65Wまでの給電に対応。ワイヤレス接続はWiFi5、Bluetooth 4.2を内蔵。

スピーカーは5W×2+ツイーターの2.2CHとなっており、ビデオ会議用のカメラは内蔵せずマグネット着脱式の「SlimFit Cam」として付属。Appleの「センターフレーム」のようなフェイストラッキング機能を搭載し、人の顔に追従して自動ズームすることができます。

また、USB type Cで充電できるリモコンを同梱。スマートテレビのような使い方が可能です。

カラーは「Warm White」「Sunset Pink」「Daylight Blue」「Spring Green」の4色展開となっており、直販サイトでの価格は$729.99となっています。

似たようなWiFiを内蔵したモダンなデザインのモニターとしてはファーウェイがMateViewを2021年から展開していますが、MateViewは映像のワイヤレス投影機能にとどまっており、サムスンのSmart Monitorのブラウザや動画サービスが使える独自機能は強力な差別化。

いわゆるスマートテレビの機能をPCのモニターに持ってきた格好ではありますが、32インチというサイズ感は動画鑑賞とPC作業を一つにまとめてミニマルなセットアップにするには最適。今回はグローバルでの発売となっていますが、是非日本でも販売してほしい製品ではあります。詳細な仕様は公式のニュースリリースから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。