サムスンからカラフルな32インチ4Kの「Smart Monitor M8」発売、単体でネットや動画が使えるスマートモニター

サムスンから32インチ4K解像度のTizen OS内蔵モニター「Smart Monitor M8」がグローバルで発売されました。


Smart Monitor M8はTizen OSを搭載したサムスンのモニター「Smart Monitor」シリーズの最新モデル。WiFiを内蔵し、PCを接続する事なくYouTube・Amazonプライムビデオ・Netflix・Apple TVといった動画サービスの利用や、Webブラウザの利用が可能な製品となっています。

公式のプロモーションビデオは以下のとおり。

仕様としては画面サイズが32インチ、解像度が3,840×2,160、HDR 10+対応、リフレッシュレートが60Hz。端子はmicroHDMIが1つ、USB type Cがアップストリーム・ダウンストリーム1つずつとなっており、USBは65Wまでの給電に対応。ワイヤレス接続はWiFi5、Bluetooth 4.2を内蔵。

スピーカーは5W×2+ツイーターの2.2CHとなっており、ビデオ会議用のカメラは内蔵せずマグネット着脱式の「SlimFit Cam」として付属。Appleの「センターフレーム」のようなフェイストラッキング機能を搭載し、人の顔に追従して自動ズームすることができます。

また、USB type Cで充電できるリモコンを同梱。スマートテレビのような使い方が可能です。

カラーは「Warm White」「Sunset Pink」「Daylight Blue」「Spring Green」の4色展開となっており、直販サイトでの価格は$729.99となっています。

似たようなWiFiを内蔵したモダンなデザインのモニターとしてはファーウェイがMateViewを2021年から展開していますが、MateViewは映像のワイヤレス投影機能にとどまっており、サムスンのSmart Monitorのブラウザや動画サービスが使える独自機能は強力な差別化。

いわゆるスマートテレビの機能をPCのモニターに持ってきた格好ではありますが、32インチというサイズ感は動画鑑賞とPC作業を一つにまとめてミニマルなセットアップにするには最適。今回はグローバルでの発売となっていますが、是非日本でも販売してほしい製品ではあります。詳細な仕様は公式のニュースリリースから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。