InstagramやFacebookを運営し、VRゴーグル「Quest 2」などを販売するMeta社がTwitterライクなSNS「Threads」が利用可能になっています。
Threadsは「Instagramのテキストベースの会話アプリ」としてMeta社からリリースされたサービス。UIは写真中心のInstagramとは違い、Twitterライクなテキストコミュニケーションが中心となっています。
7月5日の時点ではiOS/Android向けアプリのダウンロード自体は可能となっていたものの、実際の利用はできない状態でした。また、Instagramのアプリで「Threads」と検索フォームに入れると招待カードが表示される状態となっており、利用開始可能時刻は「7月6日(木) 午後11:00 JST」と予告されていました。
しかし7月6日の午前8時、午後11時と予告されていた予告時間に前倒しでThreadsは利用可能に。新規登録と利用開始が可能となっています。
既存のInstagramユーザーはInstagramのプロフィールやリンク、ユーザー画像をインポートして利用開始可能となっており、登録は非常に楽。また、登録の際に公開プロフィールと非公開プロフィールの選択が可能となっています。
メインのタイムラインはInstagram同様にフォローしているユーザーの投稿に加えレコメンドされたものも表示されるほか、フォローしているユーザーの他のユーザーとのやり取りも並ぶ仕様。
なお、Twitterとの違いとして写真・動画はInstagram同様に10枚まで添付できるようになっており、4枚に制限されているTwitterよりも多くの写真が添付できます。
投稿はInstagramのストーリーズやフィードに簡単にシェアできるようになっています。
当初メディア向けに7月中旬リリース予定と告知していたThreadsですが、Twitterを現在運営しているイーロン・マスク率いるX社が利用制限を掛けるなどしてTwitterの雲行きが怪しくなってきた事から代替を模索してBluesky、MisskeyなどのテキストベースのSNSに多くの利用者が流れている現状、Meta社がスケジュールを前倒したのも納得の状況かもしれません。
Meta社のCEOマーク・ザッカーバーグによると登録から2時間で早速200万登録に到達しているとのことで、出だしは好調の模様。
筆者もTwitter・Instagramと同じIDでThreadsに登録してみたので、しばらくTwitter等と並行して使ってみようと思います。
ThreadsのiOS/Android版のダウンロードは以下のリンクから。