中国大手検索エンジン会社Baidu(バイドゥ)が、
Android用の日本語入力システム「Simeji」を買収しました。
バイドゥ株式会社がアンドロイド用日本語入力システム『Simeji(シメジ)』の事業を取得
Simejiは初期の頃からAndroid用日本語入力システムとして人気を博しており、
無料の物の中では実質デファクトスタンダードとなっていました。
マッシュルームというプラグインシステムを実装しており、
これはATOKを含む多くの他のIMEにも実装されており、
こちらもAndroid上の日本語入力では実質標準となっています。
Baiduは現在開発してシェアを伸ばしているBaidu IMEと併せて、
Simejiとの一元化を進めていくとの事です。
買収金額は数億円と見られており、
個人開発のAndroidアプリの買収としては、
非常に大規模な成功例と見られます。