13インチMacBook Pro用のJetDrive Lite 330をしばらく使ってみたのでレビューを。
JetDrive LiteはTranscend社が販売しているMacBook Pro/MacBook Air用の外部ストレージ。SDカードスロットに収まるサイズとなっています。今回購入したのはMacBook Pro Retina 13inch用のJetDrive Lite 330 128GBモデル。
奥まで挿入するとツメの部分がぴったりSDスロット周りを埋める形になり、カジュアルに取り出すには指の爪を入れるスペースも無いので注意。逆に間違って引っ掛けて抜いてしまう事はまず無さそうです。
ベンチマーク
Blackmagic Disk Speed TestでJetDrive Liteのベンチマークを計測したところ。書き込み53.4MB/s、読み込み83.2MB/sという数字は内蔵ストレージには勿論及ばないものの、多くのmicroSDカードよりは良い数字が出ており、iTunesやiPhotoのライブラリなどを保管するMacで常用する外部ストレージとしては十分実用的といったところです。
MacBook ProはApple Online StoreでSSDを増量して購入できるものの、大容量モデルは非常に高価。ストレージ容量だけをお手軽に増やしたい場合JetDrive Liteは128GBモデルでも現在Amazonでの価格が11,393円とカスタマイズモデルと比較してお手頃となっており、圧縮音源のストレージやバックアップ用など読み書きのスピードをそれほど要求しない用途であればコストパフォーマンスに優れておりオススメです。
逆に仮想マシンや編集用の動画・写真ライブラリなど読み書きの速度を要求するのであれば、秋葉館で販売されている純正SSDを購入してスワップするのが高価ながら正解かもしれません。2013年よりも前のモデルのMacBook Proに関してはJetDriveなどサードパーティの交換用SSDが利用できたものの、2013年以降のモデルではそれが不可となっているため、そういった選択肢しか残されていないのが悩ましいところです。