一般的な家電店やコンビニで販売されているモバイルブースターなどのスマートフォン充電用のモバイルバッテリーは値段が高い割に容量もそれほど多くなく、12,000mAhの新型iPadなど大容量の端末を充電してみようともなるとひとたまりもありません。そんな中、大容量・低価格・高速充電と三拍子揃った魅力的なバッテリーが話題になっていたので買ってみました。
大容量なのに低価格な「cheero Power Plus」
今回買ったchreero Power Plusの特徴はなんといっても価格。
2,390円という激安価格にも関わらず10,000mAhの大容量。
冒頭で触れた市販のモバイルブースターの1/4の価格で、2倍の容量。コストパフォーマンス8倍という驚異的な価格帯になっています。
各種変換アダプタを同梱、様々な機器に対応
同梱品は本体と取り扱い説明書、持ち運び用ポーチ、USBケーブルと各種差し替え用プラグ。
iPhone/iPadのdockケーブル、micro USB、Galaxy Tab専用端子の他、海外のノキアやサムスンの携帯電話用のものも入っています。もちろん市販のUSB充電ケーブルも利用可能。
オマケ程度に付属しているポーチは値段が値段だけにかなり安っぽい印象でした。
充電用の出力ポートを2つ搭載
上部には端子が3つあり、1AのUSB出力端子、2.1AのUSB出力端子、そしてバッテリー本体の充電用のmicroUSB端子。
2.1Aの出力端子があるのでiPadの急速充電も可能。
本体がmicroUSBで充電できるのはAndroidスマートフォンなどとケーブル類が統一できて便利です。ただ、本体の充電と同時に他の機器への充電は出来ないようです。
表にLED残量インジケーター搭載、電源スイッチは側面
本体の表面の上部にはバッテリー残量を表すインジケーターを搭載。
ランプ5つで100%、4つで100〜80%、3つで80〜60%、2つで60〜40%、1つで40〜5%、5%未満で点灯との事なので、あくまで軽い目安として参考までに。
その大容量が故にランプ1つの状態でもスマートフォンが1回フル充電できてしまいそうです。
ON/OFFスイッチは側面。高級感は無いですが、しっかりしている感じです。
大きさはスマホサイズ、分厚さは2倍程度
iPhoneと並べると高さは同じで、分厚さは2倍ほど。
10,000mAhのバッテリーが入っていると考えると、十分すぎるコンパクトさなのではないでしょうか。
重さは250gとスマートフォンよりはずっしりしていますが、持ち運びには問題ないレベル。分厚いのでポケットに入れるのは厳しそうですが、鞄の中に入れておけばいざという時に充電できる安心感があります。
付属のケーブルで充電している所。急速充電が出来るのは出先でバッテリー切れになった時に助かります。付属ケーブルは長めなので、鞄の中で充電するには少し長すぎる感じがします。
このように別途ショートサイズのケーブルを購入しておけば、鞄の中で重ねて充電できるのでおすすめです。
現状数多くのモバイルバッテリーが販売されていますが、cheero Power Plusは現状コストパフォーマンスは最高の部類なのではないでしょうか。
iPhoneをはじめとするバッテリー交換ができない機種や、Xiなどの高速通信で消費電力の大きい機種を使っているユーザーは是非持っておきたいアイテムです。