Yahoo!オークションで2万〜2.5万円で落札できるようになったGL07Sを入手したのでレビューしたいと思います。
薄くて持ちやすいフォルム
GL07Sは全体的にフラットで一枚板なデザインでありつつも、エッジは丸みを帯びており、持ちやすい形状をしています。122gのボディが持ちやすいフォルムの恩恵で体感的に更に軽く感じます。
イーモバイルLTEのルーターのSIMで利用可能
GL01P、GL04P、GL06PなどのPocket WiFi LTEシリーズのLTE契約のSIMカードでも利用でき、イーモバイルLTEスマートフォン用のAPN「em.lite」でも、ルーター用APNの「em.std」でも通信可能。テザリングも問題なく可能です。GL07SはmicroSIMカードを採用しているので、SIMカードの形状が違う場合はmicroSIMカッターなどでSIMカードの形状を変更する必要があります。
SoftBank版iPhone 5のSIMでLTE接続も可能
GL07SがSIMロックフリーかつSoftBankがイーモバイルLTEとの相互接続をiPhone 5で行っている関係で、そのままSoftBank 4G LTEのiPhoneのSIMを挿入する事でSoftBank 3G+イーモバイルLTEを同時に利用する事ができます。GL07SをSoftBank版iPhone 5のSIMで使い、4G LTEで利用してみたにて検証しています。
また、今後通常のイーモバイルLTE契約でもSoftBankの3G網も利用できるようになる見通しです。
タッチパネル高感度モード
アップデートにより「タッチパネル高感度モード」が搭載され、手袋をしていても操作可能に。この季節では恩恵は少ないかもしれませんが、冬には重宝しそうです。
FeliCa搭載
イーモバイルLTE初のスマートフォンかつグローバルなメーカーであるファーウェイの機種にもかかわらず、さりげなくFeliCaを搭載しておりおサイフケータイとして利用できます。ヘビーに使えるルーターと普段使いのおサイフケータイを1台にまとめられるのは大きなメリットではないでしょうか。
バッテリー容量は2350mAhと、近年のスマートフォンとしては主流の大きめのバッテリーを搭載しているものの、バッテリー交換は出来ず、1日中テザリングして使うにはルーターと比較すると正直物足りないレベルです。
ただ、イーモバイルLTEは通常2年間の分割払いでルーターを契約するため、機種変更にはとても高い違約金を払う必要があり、気軽に機種変更できません。そんなイーモバイルLTEユーザーには、2万円前後で入手できるGL07Sはとても良いオモチャなのではないかと思いました。