HTC J butterfly HTL23のデュオカメラを動画で紹介

HTC Conference 2014にてHTC J butterfly HTL23のデュオカメラを試す機会があったので、動画で紹介します。


今回撮影したのはHTC NIPPON村井社長の発表でも推していたUFocus、3次元効果、コピー・アンド・ペースト、シーズンの4種類。一度デュオカメラで撮影した写真は撮影後でも奥行き情報が保存されているので、他社の機種のように事前に設定する必要はなく、後から編集でエフェクトをかけられる事が売りです。

ufocus

UFocusは一度撮影した写真に後からフォーカスを合わせて背景をぼかす事ができる機能。操作は簡単で、タップした場所にフォーカスが合わさりそれ以外の部分にぼかしがかかります。

3d

3次元効果はデュオカメラで測定した奥行き情報を元に立体効果を与えられる機能。本体を傾けると写真が立体的に動きます。

copypaste

コピー・アンド・ペーストは文字通り撮影した写真から人物を切り抜いて貼り付けられる機能。特筆すべきはデュオカメラの奥行き情報によってタップした人物が全自動で切り抜かれるため、煩わしい領域選択は不要という事。本当にワンタップで人物を切り抜く事ができます。勿論同じ写真の中だけでなく、違う写真に人物を切り貼りする事も可能。

season

シーズンは季節感のあるエフェクトを与えられる機能。

乃木坂46タイアップのHTC J butterflyのCMでも「HTCは何故レンズを2つ付けたのか」と問いかけるミステリー風になっていますが、デュオカメラの2つのレンズは今回のHTC J butterfly HTL23の他社には無い魅力を語るにあたって非常に重要な要素と言わざるを得ません。HTC Conference 2014の乃木坂46メンバーの機能実演でも壇上でメンバーがその場で編集して見せていましたが、デュオカメラによる編集は「カメラが全てやってくれる」ために、リアルタイムに壇上で見せてもオーディエンスを待たせる事なくサクサク実演できていました。

HTCが背面に2つのカメラを搭載するのは2011年に発売されたHTC EVO 3D ISW12HT以来となりますが、ユーザーが3Dを意識する事なく普通に写真を撮影するだけで端末が2つ目のカメラが奥行きを測定し、人物の切り抜きなどをシームレスにワンタップで行えるのは3年の年月を経たHTCのソフトウェア技術の成熟だけでなく、しっかりユーザーがどのようにカメラを使うのか考え抜いた結果なのではないでしょうか。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。