新型MacBook同士を付属のUSB type Cケーブルで繋いだところ、充電することができたのでその際の注意点などを紹介します。
新型MacBookはUSB type Cをその唯一の通信端子兼充電用端子として設けており、ここを通じて本体を充電します。また、ここから他の機器(iPhoneなど)を接続して充電することもできるので、このポートから本体を充電することも、他のデバイスを充電することも可能。ならば新型MacBook同士をUSB type Cで繋いだらどうなるか?という事で、試してみました。
先にUSB type Cケーブルを接続した方が親に
結論から言うと、先にUSBケーブルを接続した方が親となり、後から接続した子デバイスに対して充電を行う仕様となっています。そのためMacBookなどのUSB type C搭載デバイスでバッテリー残量が少ない場合、他のUSB type C搭載デバイスから充電を行うことが可能。コンセントが無い教室で学校で隣の子からバッテリーカツアゲが出来てしまいますね。
なお、MacにはMac同士を接続してストレージとしてブートして利用できるターゲットディスクモードや、同様に接続して環境を移行できる移行アシスタントがプリインストール搭載されていますが、新型MacBook同士は残念ながらこれらのアプリケーションはUSB type Cケーブル越しには動作しませんでした。
今後USB type Cが普及してくれればこのように充電の自由度が上がって便利になるかもしれませんが、双方向に充電が可能かつUSBケーブルを挿入した順番によって方向が決まるという仕様のため、充電しようとしていたら放電していた、なんてこともありえるかもしれません。なんにせよ、現時点ではUSB type Cのアクセサリは少ないままなため、今後多くのUSB type Cアクセサリが登場するのが待ち遠しいところです。