AmazonにてApple Watch Hermès風カラーのサードパーティのバンドを購入してみたので紹介します。
2018年モデルのApple Watch Hermèsには「ヴォー・スウィフト(インディゴ/クレ/オレンジ)シンプルトゥールレザーストラップ」という3色コンビネーションのバンドが用意されています。ただ、このバンドは44mmモデルにのみラインナップされており、同様の色を違う順番で組み合わせた二十巻きバンドは用意されているものの、小型の40mmモデルを使いたいユーザーは選ぶことができません。
自分は以前40mmのApple Watch Hermèsをレビューしていますが、購入の際にこの44mm限定のバンドがとても気になっていたものの、小型の40mmが使いたかったためやむを得ず断念した経緯があります。
今回レビューするのはその44mm限定カラーのバンドに酷似したサードパーティのバンド。本家Hermèsでは用意されていない40mmモデルが用意されており、40mmでもこの3色カラーの一周巻きバンドが使いたい!と思っていたので本家を持っているもののついつい買ってしまいました。
折角本家Apple Watch Hermèsもあるので、質感や細部の違いなどにも着目しつつレビューしていきます。
こちらがパッケージ。この手のエルメス風のサードパーティのバンドは本家を真似てオレンジの箱に入っているものが多いですが、このモデルはおとなしいカラーとなっています。
中身はこのとおり。見たことのある色の組み合わせです。
上下のバンドの色はこのとおり。穴の空いた下側がネイビー、上がベージュ、輪っかの部分がオレンジとなっています。
裏面は本家と同じく茶色で統一。
以前レビューした2018年モデルのApple Watch Hermèsの本体に装着したところ。本来存在しえない40mmの一周巻き3色バンドが完成。遠目で見ると本物と区別がつかなさそうです。
本物のHermèsのバンドと比較
カラバリは違いますが、参考までに手元にあった本物のApple Watch Hermèsのバンドと質感を比較してみました。
金具の部分を見ると本家の方が細く出来ており、繊細な作りな印象。サードパーティのバンドは並べてみるとゴツゴツしています。勿論、Hermèsの刻印は本家のみ。
ベルトの穴も金具と同じく、サードパーティの方がかなり大きめ。本家は穴が小さく、近くで見るとかなり印象が違います。
遠目で見ると一見それっぽく見えますが、やはり本家と並べると作りの繊細感に差を感じます。また、本体側と装着する金具の部分の精度が少し甘く、本物のバンドと比べるとややきつめでした。レザーの手触りもサードパーティのものも悪くないのですが、本家の質感と比べると見劣りする印象です。
Apple Watch Hermèsの本家バンドは別売もされていますが、今回紹介したモデルの本物は税抜き価格39,800円(二重巻は54,800円と更に割高)。対して今回紹介したバンドは税込み2,390円と格安。細部を見ると品質の差はあるものの、雰囲気だけでもApple Watch Hermèsを楽しみたい方にはコスパが良さそうです。今回紹介したモデル以外にも、二重巻きのバンドやピンク系3色バンドも用意されています。
逆に、本物のApple Watch Hermèsの44mmのバンドに惹かれて40mmのサイズがあればなと思っている方には完成度の差が感じられる出来のため、おとなしく純正で用意されている色・形のバンドから選んだ方が幸せになれそうです。