Apple Watch+MagSafeのiPhoneをUSB-Cで充電できるRORRYの新型充電器を試す

USB-Cのケーブルを接続する事でMagSafe対応iPhone/AirPods+Apple Watchを充電でき、MagSafeのスマホスタンドにもなるRORRYの3in1充電器を評価用にご提供いただいたので使用感を紹介していきます。


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今回レビューするRORRYの3in1充電器は、2022年に人気だった旧型の3in1充電器の改良モデル。MagSafe対応デバイス+Apple Watchを1本のUSB-Cケーブルで充電できてスタンドにもなる利便性はそのまま、スタンド機能の部分のリングを二重にする事で、縦置きなどのより幅広い設置方法に対応して活用の幅が広がっています。

こちらがパッケージ。二重になっているリング部分がわかりやすいグラフィックになっています。

MagSafe部分は最大15W、Apple Watch部分は最大3Wの出力に対応。この辺りの出力の仕様は先代モデルから据え置き。多くのサードパーティのMagSafeマグネット搭載のワイヤレス充電機は7.5W出力どまりなものも多いので、ワイヤレスながらiPhoneを高速に充電できるのは嬉しいところ。

付属のUSB-Cケーブルの長さは1mとなっています。

パッケージには両側USB-Cの1mのケーブル、MagSafe非対応スマートフォンのQi部分の周り装着する事でMagSafe充電器でワイヤレス充電できるようにできるマグネットステッカー、そして3in1充電器本体が入っています。

こちらが3in1充電器本体。スタンド展開可能な二重のリングの中央にApple Watchの充電面が配置されています。

反対側はMagSafe充電器になっており、側面には電源入力用のUSB-C端子が配置されています。

iPhone 14 Plusの背面に装着したところ。

USB-Cケーブルを20W以上のUSB PDに対応したUSB充電器に接続する事で15Wのワイヤレス充電を行う事ができます。

iPhone充電中であっても背面にApple Watchを装着して同時にワイヤレス充電が可能。

スタンド機能を利用したところ。横向きに設置して動画再生などに利用するには最適です。

今回リング部分が二重になったことで、縦置きでもスタンド機能が使えるようになりました。ヒンジ部分は剛性感があり、ヒンジの角度固定力に頼った設置方法でも安定しています。

ヒンジが二段階になった事で、横置きの際に画面位置を少し上げる事も可能になりました。個人的にこの設置方法が一番好み。

利便性に磨きが掛かった便利なMagSafe充電アクセサリ

従来のRORRYの3in1充電器もiPhone充電・Apple Watch充電・iPhoneスタンドの3つの機能をコンパクトにまとめたアイテムとして人気がありましたが、今回はスタンド部分の応用の幅が広がり、利便性に磨きの掛かった改良モデルとなっています。

気になった点としては、リング部分のメッキの質感が前モデルに引き続きチープなところ。リングが二重になった事でフラットな面積が増え、質感は変わらないもののチープさが目立ちやすくなったのは質感的には残念なところ。

また、実用面ではApple WatchとiPhoneを同時に充電する際はどちらかが裏返しになってしまうので、この辺りは昨年レビューしたKINVAの3in1充電器のように両方の画面が見える形で充電できると充電時の使い勝手としてはより良いでしょう。

ただ、MagSafe充電器として使えてApple Watchも充電できるスタンドとして考えると活用の幅が広く、iPhone 12以降のMagSafe対応iPhoneとApple Watchの2つを使っている方であれば持っておいて損はないアイテムです。

価格は3,680円となっており、Apple純正のMagSafe充電器の半額強でApple Watch充電機能とスタンド機能が付くのは中々お買い得。これとUSB PD充電器さえあれば一通りの充電環境が整うので、旅の荷物をコンパクトにまとめたい方にもおすすめのアイテムです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。