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中国・上海に行く前に準備しておきたい4つの事。金盾ネット規制対策SIM&VPN・国際電話回避用IP電話など

キリカ(管理人)

中国に滞在する機会があったので、あらかじめ渡航前に準備した事をまとめておきます。

中国のインターネット事情

中国は金盾(グレート・ファイアウォール)のシステムによりインターネットが検閲されており、GoogleのサービスやFacebook、Twitterなどの主要サービスにアクセスができなくなっています。現地のWiFiやモバイル回線を使う場合はこの検閲を通してインターネットに接続する必要があるため、あらかじめ対策をしてから行かなければGoogleで対策を検索しようにもGoogleが繋がらないという状況に陥ってしまいます。

香港のLTEローミングSIMが便利

hk roaming sim

中国の検閲に対して非常に有効なのが、香港のSIMカードを使った通信。香港はインターネットが検閲されず自由に利用できる上に、中国へ非常に低価格でローミングすることができます。去年の夏はChina Unicom HK(中国聯通香港)のSIMを使ったローミングを試しましたが、今回はChina Mobile HK(中国移動香港)のLTEに対応したデュアルナンバーSIM(現在販売終了)も買ってみました。こちらは香港と中国2つの電話番号が付属しているSIMカードですが、最近販売終了してしまったようです。そのため現在は同社のデータ専用プリペイドSIMがおすすめのようです。

いずれもAmazonから購入可能・クレジットカードでオンラインチャージ可能となっているので、事前に日本で準備しておくとAPNを入力するだけで即データ通信でき、香港のAPN経由で通信するため特殊な設定不要で検閲もなく、非常に重宝します。

現地WiFiでの通信に備えVPNも準備

ローミングSIMはお手軽かつ確実に検閲を回避してインターネットに接続できますが、データ通信容量に制限があったりと現地のWiFiを使いたい時もあるはず。その場合はVPNを使って中国国外のサーバーを経由してインターネットに接続することで、検閲を回避できます。

VPNを使う方法のひとつとしてオススメなのが、日本国内の自宅にVPN機能付きのWiFiルーターを設置してセットアップしておくこと。以前紹介したASUSのRT-AC68UはVPN機能が搭載されており、ルーターを日本でいつもどおり電源オンにしておけば日本の自宅経由でインターネットに接続することができます。複数のプロトコルに対応していますが、今回は設定が簡単なPPTPでセットアップしました。

また、複数の回線を束ねてひとつの回線にするSpeedifyも、複数の回線を介して中継サーバーで通信をまとめてからインターネットに接続するというサービスの仕様上、検閲回避VPNとして使えます。Speedifyは香港にもサーバーを持っており、先述したChina Mobile HKのLTE回線と現地のWiFiを束ねて快適に使うことができます。

その他、有料のVPNサービスを使う方法もあります。有名どころではインターリンクのセカイVPNなどがあり、検閲回避用サービスとしては鉄板のようです。

海外1dayパケを申し込んでおく

NTTドコモの端末を使っているのであれば、海外1dayパケに申し込んでおくといざという時に通信できて便利。国によって若干料金が変わってくるサービスですが、中国では1日1280円でパケット通信することができます。もちろん日本のNTTドコモからのローミングなので検閲の心配も不要。開通用の電話番号にダイアルするだけで以後24時間通信できるので、設定しておけばほぼ確実に音信不通になる事を避けられます。開通用の電話番号「*135*1#」を電話帳に登録しておくと一発で開通できて便利です。使い方は以前使った際の記事を参照。

国内の番号は国際ローミング回避でIP電話に転送

日本の携帯電話はそのまま海外に持っていくとローミングでそのまま着信できますが、ローミングの着信料がかかってしまうため通話時間を気にしがち。そういった場合、日本国内のIP電話に通話転送をかけ、そのIP電話をインターネット越しに着信することでローミング代を回避することができます。通話定額プランに入っていれば転送元の携帯電話からIP電話への電話代も無料。以下の記事では維持費無料で050番号が持てるSMARTalkを使った方法を紹介しています。また、この方法であれば香港のローミングSIMを入れた状態でもIP電話経由で日本の電話番号の着信を取れるので、デュアルSIM端末などを使う必要がないのも便利です。



以上、上海渡航前に準備した事一覧でした。中国は自由にインターネットに接続できない特殊なエリアのため、うっかり知らずに現地入りしてしまうと連絡の命綱であるLINE、検索の命綱であるGoogleを絶たれてしまいとても不便。事前にしっかり対策しつつ、高額なローミングの国際電話代も回避策を取っておくと安心して中国で過ごすことができます。ローミングSIMを使ってみたレポートなどは追って紹介していく予定です。

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