GoProより一桁安いアクションカメラ「MUSON C1」を試す。6,000円と格安ながらWiFi連携も可能

Amazonで販売されているMUSON C1アクションカメラをレビュー用に頂いています。


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MUSON C1は入門アクションカメラ。Amazonでの実売価格6,000円前後という低価格ながら、1920×1080のFullHD動画の撮影に対応し、アクションカメラらしくレンズは170度の広角のものを搭載。手ブレ補正、WiFi接続したiPhone/Androidからの遠隔操作にも対応しています。写真は初期状態で装着されている付属の防水ケース。様々なシーンで使えるよう、マウント用のオプションも多く同梱しています。

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こちらがアクションカメラ本体。レンズにはフィルムがついているので使う前に剥がします。

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側面にはデータ保存用のmicroSDスロット、PCとのデータ転送用のmicroUSBポートのほか、microHDMIポートも搭載しているため対応ケーブルを用意しておけばテレビなどに接続してHDMI出力で直接中身を確認可能。

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前面には電源ボタン兼モード切替ボタンを搭載し、動画・静止画・連続撮影・設定のモードを切り替え可能。

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側面の上限の矢印ボタンは項目の選択のほか、↓ボタンは長押しでスマホ連携のWiFi接続モードのトグルも兼ねています。

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上部にはシャッターキーを搭載し、単体で撮影が可能。

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バッテリーは着脱可能で、予備のものと交換可能。

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付属のマニュアル・クリーニングクロス。

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充電用のACアダプタ、予備のバッテリーパック、microUSBケーブルが付属。

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その他、様々なマウントに対応できるよう固定器具が幅広く用意されているのが特徴。組み合わせなども付属のマニュアルに例が記載されており、わかりやすくなっています。

ドライブレコーダーとして車載映像を撮る

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付属のマウントアクセサリを使って車のダッシュボードに車載し、車載動画を撮影してみました。

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WiFi接続モードをオンにし、配布されているEz iCamアプリから接続することで遠隔で録画開始・録画停止・ファイル転送などが可能。アプリ状ではバッテリー残量のインジケーター、残りの撮影可能時間も表示されます。iOS用・Android用のアプリのダウンロードは以下のリンクから。

MUSON C1で実際に撮影した動画は以下のとおり。

手ぶれ補正が効いているほか、近くの車であればナンバープレートの数字は読み取れる程度には精細に撮影できており、最低限のドライブレコーダーとしては機能しそうです。


MUSON C1はAmazonにてブラック・シルバーの2色が販売されており、実売価格は6,000円前後。画質こそは価格相応なものの、スマートフォンとのWiFi接続によるリモート操作に対応し、付属品も自転車・ヘルメット・カメラ用三脚に接続できる幅広いアクセサリが付属しているため、普通のカメラでは撮れないアクションカメラならではの動画撮影を模索して遊ぶにはうってつけ。アクションカメラの代名詞であるGoProとは価格が1桁違うため、初めてでもお手軽に手を出せるほか、複数台による撮影も総額が膨れ上がらずにマルチアングルの動画を作成できるのも魅力。

バッテリーは900mAhとサイズ相応に小さいため、特にスマートフォンとWiFi接続しながらの撮影は電池が持たないので、スマートフォン側からモニタリングしながら使いたい場合はモバイルバッテリーや自動車のアクセサリー電源と接続したまま使うことが前提になってきます。また付属の防水ケースを使う場合はmicroUSBケーブルが接続できなくなるため、水濡れが気になるシーンではスマートフォンアプリとは接続せず、スタンドアロンで撮影するといった使い分けがおすすめ。

マイクはモノラルで、外部マイクの接続なども不可。このあたりは割り切りが必要なところ。

なお、microSDカードは別売となっているため別途用意が必要。製品のスペックシートとしては公式には32GBまでの対応となっていますが、試してみたところ64GBのものでも認識しました。32GBのmicroSDカードはI-O DATA製のものが1,780円と、かなり安くなっているので併せて購入するのもおすすめ。

今回紹介したMUSON C1ですが、スマートフォン連携できるガジェットとしてかなり格安で導入でき、気軽に試せるオモチャとしてはかなり面白いと思います。Amazonでの販売価格は記事執筆時点でシルバーが5,880円、ブラックが6,080円。購入は以下のリンクから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!