Insta360 X3を最大限活用するためのおすすめアクセサリ31選を作例を交えて紹介

前後2つの超広角レンズを使うことによって360度撮影を可能にしているアクションカメラ「Insta360 X3」は、様々なアクセサリを活用する事で撮影の幅を大きく広げる事ができます。今回は実際に撮影した作例なども交えて、おすすめのアクセサリを紹介していきます。


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360度全方位撮影できるInsta360 X3

Insta360 X3は前後2つのレンズを使い、360度全方位の映像を撮影することができるカメラ。2つの映像は自動で継ぎ合わされて保存され、撮影後にスマートフォンのInsta360アプリ・PCのInsta360 Studioアプリ上で自由にカメラワークを編集することが可能。

底面にはカメラアクセサリ用に1/4インチネジの穴が設けられており、純正の「見えない自撮り棒」を装着することで2つのレンズの継ぎ合わせの間に自撮り棒が隠れて映像から消えるのが基本のギミックとなっています。

カメラ本体のレビューは以前のInsta360 X3レビュー記事にて掲載していますが、今回は更に長期間使って色々な撮影方法を試したので、そのInsta360 X3と組み合わせられる豊富なアクセサリ群をチェックしていきます。

Insta360 X3は選べるアクセサリのバリエーションも豊富なので、カタログ的にも楽しんでもらえればと思います。

公式アクセサリ

まずは、Insta360公式ストアで取り扱いのある公式のアクセサリから紹介していきます。Insta360は公式ストアにて純正品や高品質なサードパーティ製のアクセサリを幅広く揃えているので、公式ストアだけでも一通り揃います。

1. 見えない自撮り棒

Insta360 X3を使う上で最も基本となるアイテム。「自撮り棒」と名前にはついているものの、Insta360 X3は全方位を撮影して自由に画角を切り出せるカメラなため、この「見えない自撮り棒」を使う事で幅広い撮影スタイルが可能になります。自撮りをしない方でもまず最初に押さえておくべきアクセサリ。

Insta360 X3の2つの超広角レンズの画角の間に収まって消えるため「見えない」自撮り棒という名前になっており、映像からカメラの存在が消えるInsta360マジックを体験するための第一歩です。

展開時には114cmまで伸びて高いアングルからの撮影ができ、収納時には23cmまで縮まるためコンパクト。展開時も剛性が高く、風に煽られても揺れにくいだけでなく車載マウント時などでクランプで挟んで支えても歪みにくいしっかりとした作りです。

底面には三脚用の1/4インチネジの穴が設けられており、後述するアウトドア三脚など別売の様々な撮影機材と組み合わせて撮影スタイルを広げる事も可能です。

Insta360には様々なスタイルの自撮り棒がラインナップされていますが、もっとも標準的なこの「見えない自撮り棒」は作りの良さと収納時のコンパクトさ、軽さ、握りやすさなどバランスが良く、個人的に最もおすすめ。

価格は4,500円となっており、公式ストアでは標準のブラックだけでなくゴールドもラインナップされています。また、Insta360 X3本体を公式ストアで購入すると特典として獲得する事もできます。

2. 超長い自撮り棒

通常の見えない自撮り棒の114cmに対し、大幅に長い300cmまで伸ばせるのがこの「超長い自撮り棒」。格納時には36cmまで縮むため、通常のバックパックに入れて持ち運べるサイズです。

手元から3メートル高い場所からの俯瞰撮影が可能になるため、ドローンで撮影したかのような映像が撮影可能。Insta360 X3をドローンカメラ的に使いたい方には必須アイテムです。

公式ストアでの価格は13,200円と高価ですが、この長さの自撮り棒になると展開時の棒の「たわみ」が映像に出てしまうのが安価なサードパーティ製品の悩み。全長の短い製品と比べて、このような長い自撮り棒は剛性の高い純正品を選ぶ価値の高いカテゴリとなっています。

3. 見えない自撮り棒 + 三脚

標準の「見えない自撮り棒」に三脚機能を追加したのがこの「見えない自撮り棒 + 三脚」というオールインワンのアクセサリ。下部が三脚として展開できる構造になっており、通常の見えない自撮り棒の機能に加えて三脚機能を使ってタイムラプスなどの撮影にも使える製品です。

標準の「見えない自撮り棒」と比べると底面に1/4インチネジの穴が無く、直径が太くグリップ部分の滑り止め加工が無いため持ちやすさでは劣るものの、展開時に105cm・収納時に24cmと長さに関しては近い数字が確保されており、自撮り棒と三脚を別々に持ち運ばず一つの荷物で完結させられるのが最大のメリット。

三脚と自撮り棒部分を最大まで展開したところ。旅に持ち歩いて普段は手持ちで撮影し、景色の良い宿などでタイムラプスを撮りたいといったシーンにはうってつけです。

こちらが実際に撮影したタイムラプス。

Insta360 X3と三脚があると全方位タイムラプス撮影ができるため、通常のカメラでは専用の機材が必要になる「時間経過と共にカメラを回しながら撮影」といった映像がこの組み合わせだけで実現できるため、少ない機材でインパクトのある映像を残す事ができます。

価格は3,940円となっており、自撮り棒+三脚を別々に買い揃えるよりお買い得。アクセサリーをシンプルにまとめて使いたい方にはおすすめのアイテムです。

4. 多機能自撮り棒

自撮り棒、三脚、フックなどの機能を集約したのがこの多機能自撮り棒。通常の「見えない自撮り棒」が筒状に重なって収納されるのに対し、この多機能自撮り棒は折りたたむように束ねた構造となっています。

通常の自撮り棒のように伸ばして使う事ができるほか、グリップ部分を展開する事で三脚としても機能するため第三者視点での撮影やタイムラプスにも活用が可能。

三脚部分にはフックを搭載しており、フェンスなどに引っ掛けて使える「マンティスモード」が利用可能。三脚では難しいアングルの撮影などにも対応でき、機動力のあるアクセサリです。

公式ストアでの価格は6,900円。特にマンティスモードに関してはこの製品でなければ撮れないような画角も狙えるので、アングルにこだわる方には面白いアクセサリです。

5. アウトドア三脚

コンパクトに折りたためる「アウトドア三脚」は二段階に広く伸ばせる安定した脚でInsta360 X3を立てられるため、そのまま高さを調整できるスタンダードな見えない自撮り棒と組み合わせると大きな効果を発揮するアイテム。

通常は見えない自撮り棒単体で使い、三脚機能を使いたい時はアウトドア三脚を追加するといったスタイルで使えばタイムラプスや第三者視点など撮影のバリエーションを広げる事ができます。

アウトドア三脚という名前のとおりアウトドアでも安定して使えるため、一人の車旅でも車外からカメラマンが撮影したような第三者視点の映像を撮影する事が可能。

先述した「見えない自撮り棒 + 三脚」という一体型にまとめたアクセサリもありますが、見えない自撮り棒アウトドア三脚を別々に揃えた方が自撮り棒単体として使いやすく、三脚としても安定感があります。この辺りは好みになるところではありますが、個人的には「見えない自撮り棒アウトドア三脚」の組み合わせが使いやすくておすすめです。

6. バッテリー&高速充電ハブ

Insta360 X3内蔵の1800mAhのバッテリーは要所でスポット的に撮影する分には丸一日使える容量ですが、撮りっぱなしで使ったりタイムラプス撮影など長時間の連続した撮影をしたい場合はUSB type Cポートから給電しながら使うか、純正の予備バッテリーを用意しておくのがおすすめ。

バッテリーはInsta360 X3本体の蓋・パッキン部分も兼ねているため、確実にIPX8準拠の10m防水性能を保つためには純正品のバッテリーを使う事を推奨します。

バッテリーの価格は6,200円、最大3つのバッテリーを同時に充電できる高速充電ハブは8,000円で販売されています。

7. 充電式見えない自撮り棒

バッテリー交換をせず長時間の撮影をしたいという場合は「充電式見えない自撮り棒」がおすすめ。本体に4,500mAhのバッテリーを内蔵し、先端のUSB type CポートからInsta360 X3本体に給電する事ができます。

先端のUSB type Cポートからの給電時のケーブルはInsta360 X3の映像に映り込まないよう作られており、映像に影響する事なく長時間の使用が可能。

また、手元にはリモート操作ボタンが用意されておりInsta360 X3本体まで手を伸ばさずに撮影ができるのも利便性の高いポイントとなっています。

長さに関しては展開時に100cm・収納時に33cmとなっており、114cmまで伸びる標準の見えない自撮り棒と比べるとや最大全長が短め。

公式ストアでの価格は9,190円となっています。

8. クイックリリースマウント

1/4インチネジを回す事なく、マグネットを用いて素早く着脱できるようになるのがこの純正の「クイックリリースマウント」というアクセサリ。素早く着脱できるだけでなく、スライド式のロック機構も設けられています。

クイックリリース機能だけでなく、底面のマウントが1/4インチネジに加えてGoPro系アクセサリも利用できる2プロングマウントと選べるようになるのも大きく利便性を向上させるポイント。幅広いマウントアクセサリーが選べるようになります。

クイックリリース機構の部分は以前レビューで紹介したLeica共同開発のアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」と共通のものとなっており、同じアクセサリを2台のカメラで切り替えて使うにも便利。

公式ストアでの価格は6,400円となっています。

9. GPSアクションリモコン

Insta360 X3で自転車・バイク・車の車載映像を撮影する場合におすすめなのが、純正のGPSアクションリモコン。腕や自転車のハンドルに巻いてマウントでき、遠隔操作によるInsta360 X3のスリープ解除・録画開始・録画終了が可能です。

映像にGPS情報を付与できるため方角・移動速度・角度・移動ルートなどを映像上にアプリから追加してゲームのような映像を作成できるほか、ディスプレイ上で撮影時間や電池残量などを確認できるのも便利。

遠隔操作・GPS情報の付与といった機能としてはスマートフォンのInsta360アプリで代用可能ですが、スマートフォンの画面を常にオンにして撮影用に使う必要が無くなるため、自転車・バイクのような2輪の乗り物での撮影には特におすすめ。また自動車の車載でも手の届かない位置に設置したInsta360 X3を操作できるようになるので、車載全般におすすめできるアイテムです。

公式ストアでの価格は12,500円となっています。

10. 車載吸盤マウント

Insta360 X3を車の窓ガラスやボディパネルにマウントして撮影したい場合はこちらの車載吸盤マウントがおすすめ。PGYTECH製の吸盤で、平らな面に対しての固定が可能です。

なお日本の法律上、公道で使用する場合はボディ側面やバンパー、ボンネット上など歩行者に傷害を与える可能性のある突起になってはならないので使用位置に関しては注意が必要。車内であればフロントガラスの上部20%・後部座席以降のガラスの内側・ボディルーフ上といった箇所が主な利用可能箇所になります。

また、車外にマウントする場合は落下防止ワイヤーなどを併用するのがおすすめです。

公式ストアでの価格は5,050円となっています。

11. 車載用トリプル吸盤マウント

Insta360 X3のレビューでも取り上げた車載用トリプル吸盤マウント。使用には同社の見えないアクション自撮り棒が必要。非常に高精度なマウントキットとなっており、3点の吸盤で強力に車外にInsta360 X3をマウントして第三者視点の映像を撮影する事ができます。

Insta360公式YouTubeで公開されているこちらのように、車両後方にカメラを伸ばす事でゲームのような映像を撮影できるのが特徴です。

なお、公道で使用したい場合は日本の道路交通法では車両の積載物は自動車の長さの10%までしかはみ出す事ができず、高さに関しても普通車は地上から3.8m・軽自動車は地上から2.5mの高さ制限があるため、これらの制限を超過しないよう注意が必要です。

車載用トリプル吸盤マウントの価格は65,000円と非常に高額なセットとなっていますが、以前Insta360からお借りして実際に使ってみた感想としては非常に精度が高く作られていて安定感があるため、吸盤マウントを用いた車載キットとしては価格に見合った品質だと感じました。

12. バックミラーマウント

自転車・バイクの旅を記録するのであればバックミラーマウントがおすすめ。直径6~15mmのハンドルバーにマウントして撮影する事ができます。6/8/10/12/14mmのクランプが付属し、直径に合わせて最適な固定が可能。公式ストアでの価格は6,200円となっています。

13. バイク用U字ボルトマウント

バイクの走行映像を三人称視点で後方から撮影できるのがこのバイク用U字ボルトマウント。ゲームの画面のような画角で走行中の様子を撮影する事ができます。

公式ストアでの価格は6,200円となっています。

14. Insta360 X3 粘着式レンズガード

バイクへの車載など、レンズにダメージを受ける可能性のある撮影をする際に用意しておきたいのが粘着式レンズガード。Insta360/Insta360 Studioアプリ上で装着レンズガード設定を変更する事で映像の継ぎ合わせを補正してくれるため、映像への影響は最低限に抑える事ができます。

装着は粘着テープによるものとなっており、予備含めて6枚の粘着シートが付属します。予備の粘着シートを使えば再利用は可能なものの、強力に接着されるレンズガードのため頻繁な着脱には向かないアクセサリとなっています。

Insta360 X3は空中に投げたり地面に近いアングルの車載を行ったりする事で通常では難しいアグレッシブな撮影による作例も多く、そういったより広い撮影方法に挑戦してみたい方であれば装着しておきたい方であれば備えておいて損は無いアクセサリです。

社外品も存在するレンズガードですが、透明部分の透過率などが直接映像に影響してくるアクセサリなため、選ぶのであれば純正品がおすすめです。

公式ストアでの価格は3,500円となっています。

15. Insta360 X3 スクリーンプロテクター

レンズガードを導入するような撮影をするのであれば、併せて導入したいのがInsta360 X3 スクリーンプロテクター

Insta360 X3は先代モデルと比べてディスプレイ部分が大型化してタッチ操作がしやすくなっている一方で、万が一の場合にダメージを受ける可能性のある面積も広くなっています。

またレンズガードと違い映像には直接影響しない部分なので、心配な方はとりあえず貼っておいても特にデメリットはありません。

公式ストアでの価格は2,240円となっています。

16. Insta360 X3 風防マイクカバー

Insta360 X3で屋外の撮影をする際に個人的に強くおすすめしたいアクセサリがInsta360 X3 風防マイクカバー

Insta360 X3は音声収録性能が先代モデルから大きく上がっていて音質の良いカメラですが、風が吹くとどうしても収録音声に風切り音が多く入ってしまい、後処理で抑制はできるものの、せっかくのマイク性能が活かしきれないのが勿体無くなってしまいます。

この純正品の風防マイクカバーは左右のマイク部分に装着する事で風切り音を抑え、本来の綺麗な音を収録しやすくするアクセサリ。専用の小型設計のため映像に一切影響無い範囲に収まっており、マジックテープ+防風コットンの二重構造で着脱も可能になっています。

公式ストアでの価格は1,500円。外に持ち出して撮るInsta360 X3の特性上、ほとんどの方に是非おすすめしたいアイテムです。

17. Insta360 X3 マイクアダプター

音質によりこだわりたい方であれば、3.5mmオーディオポートから音声入力が可能なInsta360 X3 マイクアダプターもラインナップされています。3.5mmジャックに加えUSB type Cポートも搭載されており、充電・音声入力を同時に行う事が可能です。

側面にアクセサリーがマウントできるInsta360 X3/X2 アクセサリーシュー拡張マウントブラケットと併用することにより、映像に映らない形でRØDE Wireless GOのような外部マイクをマウントして使う事ができます。

Insta360 X3 マイクアダプターの公式ストアでの価格は3,500円となっています。

18. 振動ダンパー

Insta360 X3は強力な手ブレ補正が搭載されていますが、その上で車載のような振動が長時間発生する環境での撮影のクオリティを高めるのに使えるのがこの振動ダンパー

6軸スプリング構造によって縦横上下の振動を減退させてくれるため、車載カメラに向いているアクセサリです。重量制限は250gとなっているため、180gのInsta360 X3で使う場合は装着する他のアクセサリが70gを超えないよう注意が必要です。

公式ストアでの価格は7,200円となっています。

19. Insta360 X3 見えない潜水ケース

Insta360 X3で水中での撮影を行いたい場合「見えない潜水ケース」の導入がおすすめ。Insta360 X3自体がIPX8準拠で10m防水という仕様となっていますが、360度撮影を行う場合は光が屈折するため、こちらの潜水ケースで補正する事でより最良の映像を撮影することができます。

見えない潜水ケースを使用すると2つのレンズの継ぎ目の屈折によるズレを補正できるのに加え、単体使用時の10mから50mまで水中の防水性能がアップします。水中撮影を中心に行いたい方には強くおすすめできるアクセサリです。

公式ストアでの価格は16,000円となっています。

20. Insta360 X3 横型アクションマウント

Insta360 X3を90度横に傾けてマウントできるアクセサリがInsta360 X3 横型アクションマウント

Insta360 X3は縦に長いカメラで下部にのみ1/4インチネジの穴が設けられているため、従来型のアクションカメラ関連のアクセサリに装着すると方向が不便な場合があります。そこで活躍するのがこの純正の横型アクションマウント。

L字型にInsta360 X3本体の外周を沿って90度の方向に1/4インチネジ・2プロングアダプタを出すことができるため、1/4インチネジのカメラ用アクセサリや2プロングアダプタのGoPro系アクションカメラ用アクセサリを便利に組み合わせることができます。

公式ストアでの価格は4,000円となっています。

21. 自撮り棒リストストラップ

見えない自撮り棒は軽くて取り回しやすい反面、Insta360 X3本体ごと落としてしまわないか不安になるシーンもあるかもしれません。そうった場合におすすめなのが、底面の1/4インチネジ穴に装着できる自撮り棒リストストラップ

ウィンタースポーツなどで手首に固定して使えるアジャスタブル・ストラップと、カジュアルに使える太めの標準ストラップの2種類が付属します。

公式ストアでの価格は1,650円となっています。

22. Insta360 X3 レンズキャップ

Insta360 X3付属のソフトケース(本体のレビュー記事参照)はInsta360 X3本体全体を保護しつつUSB端子から充電も可能となっていますが、より手軽に着脱したい場合は公式のレンズキャップの導入もおすすめ。

Insta360 X3は前後両方にレンズが飛び出しているため基本的に撮影時以外は何かしらの方法での常時保護しておくのが望ましいですが、純正ケースは本体全体を都度押し込まなくてはならないため、その手間を減らすことができるアイテムとしてレンズキャップは有用。

ディスプレイ部分はカバーしてくれないのでスクリーンプロテクターとの併用が望ましい製品ではありますが、Insta360 X3を頻繁に出し入れして撮影する方にとっては重宝するアイテムです。

公式ストアでの価格は1,500円となっています。

23. マグネット式自撮り棒ホルスター

Insta360 X3をバッグやベルトに固定し、ひねる事で簡単に取り外してすぐに撮影できる便利なアクセサリがマグネット式自撮り棒ホルスター。装着したまま撮影する事もでき、アウトドアにInsta360 X3を持ち出すにはぴったりのアイテムです。

公式ストアでの価格は8,740円となっています。

サードパーティアクセサリ

公式ストアでの取り扱いの無いサードパーティのアクセサリは、公式アクセサリには無いマウント方法を試したり、よりコスパ良くアクセサリを揃えたりしたい方には要チェックです。

24. SmallRigマジックアーム+スーパークランプ

車のヘッドレストなど棒状のものにInsta360 X3をマウントしたい場合、SmallRigのマジックアーム+スーパークランプが便利。1/4インチネジでInsta360 X3に直接装着できるため、これさえ確保しておけば任意の位置に安定して固定することができて重宝します。

マジックアーム両側をクランプにして補強用に使う場合はスーパークランプ単体でも購入可能なので、複数セット用意するとより安定した撮影が可能になります。

こちらは純正の「見えない自撮り棒」にSmallRigのマジックアーム・コンパクトなボールヘッドアームと組み合わせて2点でマウントしたところ。通常の車であれば車内からの安定した撮影が可能なほか、オープンカーであればより高い位置から開放感のある撮影が可能になります。

こちらが実際にInsta360 X3で撮影した作例。クランプで挟むだけなのでセットアップのハードルが低く、更に風によるブレも少ない安定した映像が撮れています。

SmallRigのマジックアーム+スーパークランプはAmazonにて2,699円で購入可能です。

25. Samsung EVO Plus microSDXC

Insta360 X3は360度動画を5.7Kで録画する性質上、通常の4Kアクションカメラなどよりも容量の大きいストレージを装着しておくのがおすすめ。公式ストアにも公式メモリカードが販売されていますが、容量が128GBと64GBしか用意されていないので、連日撮影すると容量不足になってしまう可能性があります(参考までに、私の場合は5泊6日の旅行を記録に残したところ140GBほどになりました)。

性能的には1TBまでのUHS-I・V30のmicroSDカードであればInsta360 X3の使用条件を満たしていますが、これに合致するSamsung EVO Plus microSDXC 512GBを購入して使ってみたところ連泊の旅行でも一度もエラーを起こす事なく安定した撮影が可能でした。

Samsung EVO Plusは今回購入した512GBでもAmazonで6,580円で購入可能で、大容量に対して価格もリーズナブル。

基本的によほどヘビーに連続撮影しないのであれば256GB〜512GBあたりがおすすめの容量ですが、Insta360 X3はスマホとWiFi接続してmicroSD内のデータを転送する事なく編集・書き出しが可能なため、X3内のmicroSDに撮り溜めていくというスタイルであれば512GB〜1TB辺りが良いのではないかと思います。

Insta360 X3用のおすすめmicroSDは別記事にて詳しく解説しています。

26. usmallbeeマグネットカメラマウント

最近買ったカメラマウント系のアクセサリで驚いたのが、強力なマグネットで金属に固定できるusmallbeeのマグネットカメラマウント。吸盤マウントのように吸盤の空気を抜く手間がなく、空気が入ってうっかり外れているリスクも無いため、手軽かつ素早く強力に金属面にカメラを取り付ける事ができます。

1枚のベースの物と2枚のベースを組み合わせたものなどバリエーションがいくつかラインナップされていますが、個人的に1枚のものがシンプルでお気に入り。

雲台部分は取り外す事ができ、金属面に対して垂直にInsta360 X3をマウントしたい場合はこちらの方が雲台部分のプラスチックのヨレが無くなるのでおすすめ。

なお車のボディにマウントする場合はボディの表面に傷が付かないよう、装着前には砂鉄などが磁石の装着面に混入していないか注意が必要です。

価格はAmazonにて2,399円で販売されています。

27. GoProマウント→1/4インチネジ変換アダプタ

Insta360 X3は垂直に自撮り棒を取り付ける性質上、アクションカメラとしては珍しく1/4インチのカメラ用ネジをマウントに採用しています。そのためGoProのような2プロング式の装着方法のアクセサリはそのまま装着する事ができませんが、変換アダプタは非常に安価に入手可能なので持っておくと選べるアクセサリの幅が広がっておすすめ。

こちらの変換アダプタはAmazonで247円で購入可能です。

28. Yuzuruki 3m自撮り棒

Insta360公式の3メートルの超長い自撮り棒は高い位置からドローン風の映像が撮影できて非常に強力なアクセサリですが、価格が13,200円となかなか手が出しにくいのが難点。そこで同様の画角を手軽に獲得する手段として使えるのがこのYuzurukiの3m自撮り棒。

Amazonでの価格が3,299円と純正より1万円近く安く、手軽に3メートル級のInsta360撮影を試す事ができます。

純正の車載用トリプル吸盤マウントのようにルーフ上に複数点でマウントすれば、走行映像もドローンのような画角で撮影することができます(このような撮影で映り込む車載マウント部分に関しては、編集にてAdobeのコンテンツに応じた塗りつぶしを活用したり、映り込んでいないボディ部分を複製してオーバーレイする事で映像から除去して追尾ドローン風の映像に仕上げる事が可能です)。

品質に関してはやはり価格相応といったところで、Insta360純正アクセサリと比べると伸ばした際の剛性感の低さやしなりが気になるところではあります。特に車載で使う場合は走行するとカメラの揺れが大きいため、走行映像が欲しい場合は純正品を検討すると良いかもしれません。

手持ちで使う分にはコスパは高いアイテムなので、撮影の幅を広げるにはおすすめです。

29. EXSHOW大型吸盤マウント

大型の吸盤を搭載していながらアーム部分がL字でコンパクトに使えるEXSHOWの吸盤マウントは、2020年に購入してから4年ほど愛用しているアイテム。GoProマウント用のアダプタを外せば1/4インチネジとなっているので、Insta360 X3を雲台部分に直結することができます。

フロントガラス上部にInsta360 X3をマウントする場合吸盤をガラス上部に持っていきやすく、L字のアームと雲台部分の可動域によって吊り下げたりガラス面に寄せたりとカメラ位置の調整幅も広いのが魅力です。雲台部分のボールが金属製で安定感があるのも嬉しいところ。

価格はAmazonにて2,999円と、公式品と比べてリーズナブルな価格となっています。

30. Ulanzi Insta360 X3カメラケージ

Insta360 X3を保護しつつGoProマウントやコールドシューなどの拡張性を高めたいのであれば、Ulanziのカメラケージがおすすめ。2つのコールドシュー、4つの1/4インチネジ、1つのGoProマウントが追加できるので、様々なアクセサリの拡張が可能。また、レンズ部分はキャップでカバーでき、バッテリーとUSBポートへのアクセス用の穴も側面に設けられています。

Amazonでの価格は4,780円となっています。

31. ソフトケース

Insta360 X3に付属する標準のケースは、都度Insta360 X3本体を押し込む必要がありやや手間です。Amazonを探すと外周がファスナーになっているケースが999円といった低価格で確保できるので、出し入れの手間を減らしたい方にはおすすめです。

Insta360 X3はアクセサリで面白くなる

Insta360 X3は360度の撮影が可能な事から、発想次第で幅広い撮り方ができる面白いカメラです。今回はいくつかの作例を交えて幅広く様々なアクセサリを紹介しましたが、一つでも撮りたい映像のヒントになるようなものが見つかれば幸いです。

また、今回の記事でInsta360 X3自体に興味を持たれた方は是非Insta360 X3本体のレビューもチェックしてみてください。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。