Android 4.4 KitkatではインストールしたアプリはSDカード内のアプリ用に用意されたディレクトリしか書き込めませんでしたが、Android 5.0からこの仕様が拡張され再びSDカード全域において書き込みが可能になったようです。
Android 4.4でSDカードに自由にファイルを書き込むにはメーカーが権限を与えたプリインストールのファイラーを利用するかroot権限を取得してファイラーアプリに付与する必要がありましたが、Android 5.0からすべてのアプリから再びSDカードの読み書きが可能になりました。
Android 5.0からはユーザーはアプリに対してSDカード内の特定のフォルダへの書き込み権限を与えたり、SDカード全体に対しての書き込み権限を与えたりと選択が可能に。Android 4.4ではアプリを特定のフォルダのみへのアクセスに制限する事によってユーザーのファイルを保護していましたが、その方向性はそのまま、ユーザーが任意に書き込みの範囲を拡張できる形となりました。
全文は以下のGoogle社のJeff SharkeyさんのGoogle+の投稿から参照可能です。
Richer access to secondary shared storage devices In KitKat we introduced APIs…