七世代目になり、フルタッチパネルの正方形クリップ型からiPhoneのような縦長タッチパネルになった新型iPod nano。開封の写真を撮る機会があったので、フォトレビューをお送りします。
iPodシリーズではおなじみのスケルトンケース
iPod nanoのパッケージは先日レビューしたiPod touch同様、iPodではお馴染みのスケルトン仕様になっています。
同梱品一覧
今期iPodシリーズ及びiPhone 5から採用されたLightningケーブルとEarPods、クイックスタートガイド、そしてiPod nano本体が無駄無くパッケージングされています。
非常にシンプルですが、開封していてとてもワクワクするのはApple製品の虜にさせる工夫の一つなのかもしれませんね。
なお、iPod nano本体の画面にはコールドモックの展示品のような印刷した画面のシールが貼ってあり、本体の画面がオフでも展示時に雰囲気が出るようになっています。これはiPod touchでも同様ですが、日本モデルでもシールは英語表記に統一されているようです。
想像以上にコンパクト
今回のiPod nano、iPod touchを一回り小さくしたような印象を持っていましたが、思ったよりかなり小さいボディでした。それもそのはずで、5世代目の新型iPod touchは88gで軽いと話題になっている一方で、このiPod nanoはたった31gしかありません。
背面に光るAppleロゴ。小さくても力強く主張しています。
視野角は狭め
5世代目の新型iPod touchはディスプレイの視野角が大きく広がっていましたが、nanoの視野角はかなり狭いようです。
動画が再生可能
一世代前では正方形になり一旦ドロップされていた動画再生機能ですが、形状が縦長に戻ったため復活しました。こんなに小さいのに、iTunes Storeで購入した映画が鑑賞可能。操作ボタンがとてもiOSライクです。
解像度は気になる粗さ
普段Retinaディスプレイに慣れているためか、240×432の解像度はとても粗く見えます。この価格帯なら仕方ないかもしれませんが、iPhone 4以降、高解像度に目が肥えている事を改めて実感させられます。
それでもやっぱりApple製品。
これだけ小さく、価格帯も低いiPod nanoですが、質感はiPod touch 5やiPhone 5のボディと変わらない出来。基本的に音楽を聴くしか用途の無いアイテムですが、この小ささ・軽さで動くフルタッチパネルのガジェットとして見ると不思議な満足感が得られます。
普段とは違うデジタルガジェットをを欲している方には、この妙に物欲を満たしてくれるお手頃な価格のiPod nanoがコレクションとしておすすめかもしれません。
最新モデル 第7世代 Apple iPod nano 16GB スレート MD481J/A
ふらっとたわー♪さん、撮影協力ありがとうございました。