中国コマーシャルタイムズの報道によると、AppleはiPhoneとiPadの製品サイクルを従来の1年周期から半年ごとに短縮するとの事です。
サムスンとの競争の激化が背景に
今まで1年に1回モデルチェンジのサイクルをたもってきたiPhone/iPadシリーズですが、先日iPad miniとともにLightningケーブルに対応し高速化した4世代目iPadが発売され、たった半年で3世代目iPadからモデルチェンジしてしまった事は世間を驚かせました。
報道によればAppleはこの半年周期の製品サイクルをiPad及びiPhoneで継続していくとの事で、iPhone 5の次世代機「iPhone 5S」に関しては12月中に試作機の開発が行われ、2013年第一四半期から量産に入るとみられている模様。その背景にはサムスンとの競争の激化があると分析されています。
2年縛り中に4回のiPhone発売に
日本のケータイ業界では24ヶ月の間通信料金から本体価格相当を割り引く方法でiPhoneをはじめとするスマートフォンを販売するのが主流となっていますが、従来の1年の製品サイクルですら「2年縛り」の間に2度の購入で割引の恩恵を半分受けられない状態だったのが、半年に1回の販売となってしまうと2年間ある割引が半年分しか受けられないため、常に最新のiPhoneを持ちたいユーザーは出費が苦しくなるかもしれません。
via リンゲルブルーメン