NECは携帯電話部門のNECカシオモバイルコミュニケーションズをレノボへ売却し、携帯電話事業から撤退する方針である事が朝日新聞により報道されました。
初期の頃から携帯電話を生産してきたNECですが、レノボへの売却は昨年から交渉が進められており、順調に売却が進めば携帯電話部門から撤退する事が明らかになりました。
NECは初代MEDIASから薄型全部入りを実現し、昨日はMEDIAS X N-07Dをベースにしたキャリアに依存しないSIMロックフリースマートフォン「MEDIAS for BIGLOBE LTE NE-202」を発表するなどユニークな方向性でスマートフォンの生産を行ってきましたが、黒字化の見通しが立たず、撤退する方針へ向かった模様。
初期から世界最薄・全ガラケー機能搭載を貫いてきた実力のあるメーカーのNECが撤退してしまうのは非常に残念な事ですが、当面は「MEDIAS」ブランドでの販売は続けていくとの事です。