サムスンから市場に投入される初のTizenのOSを搭載したスマートフォン「Samsung Z」が発表されました。
Samsung ZはOSにTizenを搭載している事が最大の特徴であるスマートフォン。LTEは下り最大150Mbpsのカテゴリ4に対応し、ディスプレイは4.8インチの解像度1280×720。OSはTizen 2.2.1、メインカメラは800万画素、インカメラは210万画素。CPUは2.3GHzのクアッドコア、RAMは2GB、ストレージ16GB、microSDスロット搭載、重さは136g、バッテリーは2600mAhといったAndroidのスマートフォンと比べるとやや控えめなスペック。
Tizenを搭載する事によって動作を最適化する事に成功しており、起動・マルチタスクが高速になり、2D/3Dグラフィックは高品質に、スクロールもなめらかになりWebブラウジングが快適になっています。また、GALAXY S5に見られた指紋認証も搭載。
同サムスンのウェアラブルデバイス「GALAXY Gear 2」は初代GearからOSをTizenにして最適化した事で電池持ちを3倍延ばす事に成功しましたが、そういった最適化が本機にも成されていると考えるとカタログスペック以上のパフォーマンスが実現されていると考えても不自然ではないかもしれません。