AndroidスマートフォンのGALAXYシリーズを販売しているSAMSUNGから、3G回線搭載で通話可能なスマートウォッチ「Gear S」が発表されました。
Gear SはスマートフォンとBluetoothでペアリングして利用する従来のスマートウォッチと違い、3G/2G回線を内蔵しており独立して使用できる初のSAMSUNG製スマートウォッチ。
以前レビューしたGALAXY Gear 2 Neoと同じくOSはTizenベースに最適化されており、300mAhのバッテリーで2日間使用可能。Gear 2以降のGear Appsがそのまま利用でき、従来のGearに加えて独立してSNSの通知、通話、メッセージングなどが利用可能となっています。
3Gで通話可能な腕時計型Androidデバイスは過去に小規模なメーカーからも出ていましたが、バッテリー持ちが課題でした。独立した3G回線を利用した腕時計デバイスは通常のスマートウォッチよりもその分電池を消費するため、今回SAMSUNGお得意のTizenの組み込みによる電池持ちの最適化でそれがどの程度対策されているのかが見物ですね。
また、NTTドコモは新プランでゲーム機やフォトパネルの回線を安く提供する「デバイスプラス」を用意していますが、通話も可能なGear Sにはどのようなプランが用意されるのかも気になるところ。
発売は10月以降各国の小売店や通信キャリアからを予定しています。