サードパーティの文字入力システム(IME)が利用可能となるiOS 8に向けて開発されているATOKのティザーサイトが公開されました。
ATOKは既にWindows/Macの他、ATOK for AndroidとしてAndroidでも人気の文字入力システム。Android版ではフリック入力の他、より高速な独自のフラワータッチ入力なども搭載しており、スマートフォンの文字入力システムとして高い人気を誇っています。
iOS向けATOKをただいま準備中です #atokioshttp://t.co/T7Nkslrhzm
— ATOK公式 (@atok_js) September 5, 2014
iOSは従来はAppleが独自に作成した各国向けのキーボードしか利用できずサードパーティの文字入力システムは作成できませんでした。そんな制約の中、ATOKを製作しているジャストシステムはATOKの文字入力でメモを取る事ができるATOK Pad、ATOKを内包したTwitterクライアントのTweet ATOKなどを展開してきました。そして今回AppleがiPhone 6より搭載するとされている次期iOS 8からはサードパーティのキーボードが利用可能になるため、今回ATOK for iOSの開発に踏み切ったという流れ。
「IMEが選べないからiPhoneではなくAndroidがいい」といったユーザーの声も今までに少なくはなったため、今回のATOK参入はそういった日本のスマートフォンユーザーにとってはビッグニュースなのではないでしょうか。9月10日に行われるAppleのイベントでのiOS 8の公開と併せて目が離せませんね。