曲面ディスプレイ搭載「GALAXY Note Edge」ハンズオン動画&フォトレビュー

GALAXY SHOPにて展示されているGALAXY Note Edgeに触れる機会があったので、動画と写真にて紹介します。


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前例を見ない右側面を曲面ディスプレイを搭載したGALAXY Note Edge。通常の平面ディスプレイの右側面に継ぎ目無く曲面の補助ディスプレイが繋がっている形になっています。

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背面の質感はまさにNoteのコンセプトどおり「手帳」といったところ。

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右側面は曲面ディスプレイになったため、ボリュームキーは左側に移動。

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上部には電源ボタン。

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下部は従来のGALAXYどおり、左はタスク、中央は物理ホーム、右はバックキー。

曲面ディスプレイを活用したUI

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Edgeはアプリのランチャーなど、特殊なディスプレイを使った専用のUIを搭載。

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カメラを起動すると操作ボタンが全て上部の曲面ディスプレイに。

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シャッターが物理的に側面から押せるのは面白いですね。

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動画を再生すると操作ボタンが側面の曲面ディスプレイに。

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定規、ストップウォッチ、タイマーなどのミニアプリも搭載しています。

ハンズオン動画

動いてる様子を動画に収めてきました。再生は以下から。


ここ数年スマートフォンは似たり寄ったりな機種が多く、あまり新鮮味は感じないといったところが正直なところでしたが、今回のNote Edgeは曲面ディスプレイという前代未聞の新ハードウェアを搭載してきた事は初代GALAXY NoteがSペンと大画面によるファブレットの分野を開拓した時に匹敵するインパクトが感じられました。

同じようなイロモノ機種としてはスマートフォン事業撤退直前のNECが出した2画面搭載スマートフォン「MEDIAS W N-05E」がありましたが、このGALAXY Note EdgeがMEDIAS Wと決定的に違う点は普通のスマートフォンとしてトップクラスの性能を搭載しつつ、その上に独自機能が乗っているという事。MEDIAS Wは面白い機種でしたが、スペック不足が顕著で2画面を同時に使うと動作が重たくなってしまい、実用性の低さからやむを得ず手放した事があります。今回のNote EdgeはNoteシリーズの最新機種「GALAXY Note 4」をベースにこういった機能を搭載しているため、通常の動作に全く支障がないスペックをもった上での遊び心のある機能といったところが重要なポイントです。

とはいえ、この曲面ディスプレイが何の役に立つのかといったところは今後のアプリの充実度次第といったところ。MEDIAS Wは専用のTwitterアプリが登場するなどユーザーに愛されていましたが、今回のGALAXY Note Edgeもアプリ開発者の心を動かす事ができるかといったところが最大の山場かもしれません。

GALAXY Note EdgeはSC-01Gとしてドコモから、そして認証機関の通過情報からSCL24としてauからも発売される見込み。実用性を兼ね備えたオモチャとして、開発者の皆さんはいかがでしょうか。

追記:GALAXYアンバサダーイベントにてホワイトの実機にも触れる機会があったのでレビューを投稿しました。

GALAXY Note Edgeのホワイトフォトレビュー。白だけ発売日が遅れる理由は「こだわった素材」

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。