ハードウェア的にVoLTE対応を謳って発表されたものの国内でのサービス開始はキャリアの対応待ちだったiPhone 6・iPhone 6 Plusですが、ついに国内3社が同時にサービスを開始する模様です。
石川温のスマホ業界新聞によれば、国内のiPhoneのVoLTEは「1〜2週間中にNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの3社同時にスタート。」とのこと。なお、他の機種同様キャリアを跨いだVoLTE通話は現状では出来ないままの模様です。iPhone同士であればiOS 7から導入されたFaceTimeオーディオを利用すればLTE網やWiFiのデータ通信で音声通話できるので、キャリアを跨いだ通話やiPhone 5s以前の機種ではそちらも併せて活用するといいかもしれません。
また、auに関しては現状のVoLTE対応機種は従来のCDMA2000規格の3Gエリアを切り捨てたLTE専用機種となっており、SIMカードもVoLTE対応機種専用のSIMを採用しています。auのiPhone 6・iPhone 6 PlusがもしVoLTEに対応した場合、SIMカードを交換して既存のVoLTE対応Android機種と同様にLTEエリアのみで利用する形になるのか、例外的にCDMA2000とVoLTEを併用できる特殊な形式となるのか、動向が気になるところです。
個人的には現在ドコモにてXperia Z3 CompactをVoLTE目当てで利用しているので、もしiPhone 6がVoLTEに対応した場合はiPhone 6に通話用に使っているSIMカードを移してiPhone/iPad/Mac間でのiCloudの通話転送機能を活用してみたいところです。