ファーウェイのSIMフリースマートフォン「honor6 Plus」のAndroid 5.1.1へのアップデートが告知されました。
honor6 Plusはファーウェイの販売する5.5インチのSIMフリースマートフォン。完成度の高いコストパフォーマンスに優れた機種ではあるものの、OSはAndroid 4.4どまりで、今後長く使うスマートフォンとしておすすめするのであれば気になる懸念点でした。
今回告知されたアップデート内容は以下のとおり。
① OSのアップグレード(Android 4.4 から Android 5.1.1)
② UIのアップグレード(EMUI 3.0 から EMUI 3.1)
1.カメラ機能
‘ライトペインティング’モードの追加
‘ライトペインティング’モードとは光の軌跡を捉えた写真撮影機能で、下記4種の撮影機能が搭載されます。
Ⅰ.夜間走行中の車のライトの軌跡を撮影する「テールライトトレイル」
Ⅱ.暗闇でライトトレイルを撮影する「ライトグラフィティ」
Ⅲ.シルキースムーズエフェクトで水の流れを撮影する「シルキーウォータ」
Ⅳ.星空の光のトレイルを撮影する「スタートラック」
※各撮影機能の特長を表す代表的な撮影例です。写真によって撮影機種が異なる場合がございます。
2.曇り除去機能(写真)
曇りや霧がかったような風景の写真から曇りを取り除きクリアな画像に加工します。
3.ワンハンドレイアウト
片手でも操作しやすいレイアウトに画面を変更します。
4.詳細通知機能の表示(ロック画面)
ロック画面上に新着メールなどのお知らせを表示します。
5.スマートロック解除
Talkband B2などのBluetoothデバイスと連携して、スマートフォン本体のロックを解除します。
6.非表示アプリ
他人に知られたくない、隠しておきたいアプリのアイコンの画面を2本の指をスライドさせることで簡単に表示したり非表示にしたりすることができます。
提供時期は9月30日以降ということでまだ少し先の話ですが、Android 5.1.1へのアップデートが提供されるということで安心して使えそうです。新機能はカメラ機能に力が入っていますが、ワンハンドレイアウトの搭載は5.5インチ機としては地味に嬉しいアップデートなのではないでしょうか。
現状Android 4.4のhonor6 Plusでも以前レビューしたとおりホームなどのオンスクリーンキーを左右に寄せる機能が搭載されており、こちらの機能はワンハンドレイアウトと併用できるのか気になるところです。なお、一歩先にAndroid 5.0になっている先日レビューしたP8 liteはワンハンドレイアウトで画面自体を縮小する機能はあるものの、honor6 Plusのようなオンスクリーンキーだけ寄せる機能は搭載されていないので、この機能がAndroid 5.1.1のアップデートで消えてしまわないか心配です。
Huawei – 『honor6 Plus』 ソフトウェアアップデートのお知らせ – ニュース&トピックス – ニュース