MacのAdobe CCのCCXProcess.app・CCLibrary.appが暴走してCPUとメモリを占領する問題が発生中

公開:2015.12.10 / 最終更新日:2015.12.10

Adobe Creative CloudをインストールしたMacでプロセスが暴走してCPU使用率・メモリ使用率を占領する不具合が発生しています。


activity-monitor

Adobe Creative CloudをインストールしたOS X El CapitanのMacの環境にて、先月よりCCLibrary.appCCXProcess.appがCPU使用率・メモリ使用率を占領する問題が継続的に発生しており、定期的にアクティビティモニタでプロセスを強制終了させていました。上記スクリーンショットで分かるとおり、搭載されているメモリをいっぱいいっぱいに占領しており、24GBの搭載メモリに対し30GB近くのメモリを消費しているためスワップが発生しています。

Adobeのフォーラムではこの問題が取り上げられており、いくつかの対策を掲示しています。

【お知らせ】Creative Cloud デスクトップアプリケーションアップデート後のトラブル… | Adobe Community

方法のひとつとしてCreative Cloudデスクトップアプリケーションのアンインストールがあります。方法は以下のページにて解説されています。

Creative Cloud ヘルプ | Creative Cloud デスクトップアプリケーションのアンインストール

なお、アンインストーラーが別のプロセスが動いていて終了できないと表示される場合はアクティビティモニタでAdobeと検索をかけて強制終了させるとうまくいくようです。

またCreative Cloudデスクトップアプリケーションのアンインストール以外に、Adobeデスクトップアプリケーション各製品のヘルプメニューからアップデートを行うことでも回避可能とのこと。


手元のAdobe Creative CloudをインストールしているMacではMacBookはCreative Cloudデスクトップアプリケーションのアンインストールで解決しましたが、iMacに関しては未だ公式の方法では未解決。際限無くメモリとCPUを占領させるので使い物にならず、脱Adobeを真剣に検討したい状況となっています。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。