ポケモンGO用に「iPhone SE」を選ぶべき7つの理由

先日日本でも配信開始されたポケモンGOですが、色々な機種でプレイしてみて、最も快適な端末を実際にプレイして調べてみました。

ポケモンGOにオススメの機種はiPhone SE

iphone se pokemon go 1

ポケモンGOはARと位置情報を利用した拡張現実ゲーム。対応環境はiOSはiOS 8以降、AndroidはAndroid 4.4以降(ZenFoneシリーズの多くに採用されているIntelのAtomチップ搭載機には非対応)となっており、Android版に関してはジャイロスコープ非搭載端末においてはAR機能が利用できなくなっています。今回iPhone SE、6s、6s PlusやGalaxy S7 edgeをはじめとするいくつかの機種でポケモンGOを遊んでみたところ、iPhone SEが最も快適にプレイできると感じました。その理由は以下のとおり。

1. 動作が軽快

pokemon go in akihabara
iOS版とAndroid版のポケモンGOを比較すると、Androidの最新フラッグシップモデルであるGalaxy S7 edgeと比較してもiOS版の方が軽快に動作します。iPhone SEは最新のApple A9チップで動作しているため、iPhone 6s・iPhone 6s Plusと並んで最もポケモンGOが軽快に動く機種となっています。

あまり混雑していないエリアでプレイする分にはそこまで差がありませんが、川崎や秋葉原など都内のプレイヤーの密集したエリアでプレイする際には画面上の表示が多くなるため、Androidだと操作にストレスを感じる事もしばしばありました。レアなポケモンが出現した際にフリーズして取り逃す悲劇も起こり得るので、できるだけ軽快に動く機種を選ぶに越したことはありません。

2. GPSが安定している

iphone se pokemon go 2

iPhoneはGPSの位置情報が多くのAndroidスマートフォンと比べて安定している傾向にあります。Galaxy S7 edgeでプレイしている際は位置情報がiPhoneほど安定せず、ストレスを感じる事がありました(逆にGalaxyでは位置情報がブレるため歩かなくてもアイテムが取れたり、歩数が稼げるとの見方もありますが)。位置情報を利用したゲームということで、やはりiPhoneの座標の安定感は重要項目です。

3. ジャイロスコープに対応している

iphone se pokemon go 3

大手キャリアから販売されている機種は非対応機種は少ないですが、iPhoneであれば現状iPhone 4以降の全ての機種が確実にジャイロスコープを搭載しています。Androidで低価格のSIMフリー機を買う場合、ASUSのZenFoneシリーズやファーウェイのP9 liteなど、現行の人気機種であってもジャイロスコープ非搭載機が多く販売されており、ポケモンGOの全ての機能を利用できないモデルが多く存在します。先日輸入したXperia XA Ultraもジャイロスコープ非搭載でした。

ジャイロスコープを搭載していないとARモードでプレイできないだけでなく、町中を歩き回る際にスマートフォン本体の頭を下向きに向ける事で画面を暗くして電池を節約する「バッテリーセーバー」機能が利用できないため、長時間のプレイに不向きという点もあります。ARモードを使わない場合でも、是非ジャイロスコープ搭載機種でプレイしたいところです。

4. 本体が軽量で長時間プレイも疲れにくい

iphone se 6s 6s plus

iPhone SEはCPUなどのスペックこそはiPhone 6s/iPhone 6s Plusと横並びなものの、重量が全く違います。iPhone 6sとiPhone 6s PlusはiPhone 6とiPhone 6 Plusから重量がかなり増しており、iPhone 6sは129g→143g、iPhone 6s Plusは172g→192gと昨年のモデルと比べるとかなり重量級に。外を歩き回ってプレイするという特性のゲームだけに、やはり片手で持ったまま移動するのであれば本体は軽い方がオススメです。特にiPhone 6s Plusは192gと歴代のiPhoneの中で最も重量級となっており、一日中片手で持ったままプレイするには少し重い機種となっています。

iPhone SEは113gと非常に軽量で、長時間プレイでもストレスを感じない軽量モデルとなっています。

5. 本体が小さいため片手で楽にボールが投げられる

galaxy s7 edge pokemon go 1

ポケモンGOは画面上に出てきたポケモンに向かってモンスターボールをフリックで投げるゲームのため、やはり画面が大きいと片手で持って親指で投げるのが大変。出来なくはないですが、繰り返し行う動作なのでやはり楽に越したことはないです。iPhone SEの4インチの画面サイズであれば親指で画面下部中央からまっすぐ上にスワイプしてボールを投げるのが非常に楽で、先述した軽量なボディと相まって、繰り返しポケモンをゲットしていても疲れない機種となっています。

6. タッチパネルの感度が良い

ポケモンGOはポケモンに向かってボールを投げる、アクション要素の強いゲーム。やはりタッチパネルの感度が大事です。iPhoneはAndroidと比べてタッチパネルの感度が良く、ボールの投げやすさはやはりiPhone。ポケモンGOに限らずゲーム機として使うのであればiPhoneがおすすめです。

7. 発熱が比較的控えめ

galaxy s7 edge iphone se 1

これから日本の夏の屋外でプレイするゲームだけに、やはり気になるのが発熱。モバイルバッテリーを繋いで充電しながら使う場合は尚更です。昼間にプレイしていてGalaxy S7 edgeは時折かなり熱くなりましたが、iPhone SEは発熱はするものの、Galaxy S7 edgeほどではありませんでした。なお余談ですが、今期最新モデルのAndroidの中では先日レビューしたHTC 10が全体が金属ボディのため、熱が上手く分散されており放熱がうまくいっていると感じました。


iphone se hk sim free 07

今回手元の色々な機種で試してみましたが、やはり軽量で動作の良いiPhone SEが長時間プレイで疲れず、快適にプレイする事ができました。バッテリー容量は本体サイズ同様に小さいものの、専用設計のモバイルバッテリー内蔵ケースが1000円台から安く手に入るためカバンの中のモバイルバッテリーからケーブルを垂らしながらプレイするよりもスマートにプレイできるのも魅力です。

余談、今回12.9インチのiPad Proでもプレイしてみましたが、しっかりiPad Proの解像度にもiOS版は対応していました。12.9インチの大画面でARモードでプレイすると迫力がありましたが、流石に腕が疲れるため連続プレイには向きませんでした。タブレットでのプレイは公式には推奨されていないものの、意外とiPad mini 4あたりがバッテリー容量とサイズと重量の兼ね合いで良いかもしれませんね。

現状最もハイスペックで文句無しのポケモンGO最適端末な上、定価は47,800円(税込51,624円)と、9万円台で販売されている現行のハイエンド機と比べると遥かに格安。ポケモンGOが快適に動く機種に機種変更を検討している方には迷わずオススメできる一台です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。