3万円で防水防塵・おサイフ・ワンセグ搭載の国産SIMフリースマホ「arrows M03」ハンズオンレビュー

先日の楽天モバイルタッチ&トライイベントにて触る機会のあった富士通のarrows M03をレビューしていきます。


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arrows M03はドコモから7月に発売されたarrows SV F-03HをベースにしたSIMフリーのスマートフォン。おサイフケータイ、防水・防塵、ワンセグなどの国内機能を搭載しつつも、3万円台前半の低価格を実現した機種となっています。

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背面は一枚板のデザインとなっており、ドコモ版には無かったブランドロゴが中央に配置されています。

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アルマイト処理を施したアルミのフレーム。

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下部にmicroUSB端子を搭載。

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SIM/microSDスロットは側面の防水パッキン搭載のキャップの中にあります。

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イヤホンジャック・ワンセグアンテナを上部に搭載。

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ワンセグアンテナは収納式で、外部のアンテナケーブルは不要。

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こちらは楽天モバイル限定カラーのゴールド。

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背面。

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FeliCaは上部のオーソドックスな位置に配置。

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下部にはarrowsロゴ、M03の型番、MADE IN JAPANの文字が刻まれています。

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こちらはピンク。

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ピンクの背面。

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フレームの質感にも高級感があります。四隅はエッジを持たせる事でカメラ撮影時に横持ちした際にグリップしやすくなっています。

キャリアモデル譲りの多機能を搭載

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格安モデルながら、キャリアモデルのarrowsシリーズ譲りの多機能も搭載。画面端から独自ランチャーを起動できます。

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WiFi/LTEを同時に使えるマルチコネクションやブルーライトカットモード、手袋モードなど富士通が歴代arrowsシリーズで培ってきた機能が惜しまず搭載されています。

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マルチタスクの全て終了ボタンが左側にあるのはやや気になるところ。

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Android 6.0の電源ボタン2度押しでスリープ解除せずにカメラを起動できる機能もしっかり搭載。

歴代arrowsシリーズで培ってきたAndroidのカスタマイズをそのまま引き継ぎつつも、ハードウェアとしてはSnapdragon 410・RAM2GB・ストレージ16GB・解像度1280×720と価格を抑えた構成になっており、おサイフケータイ・防水防塵・ワンセグ・ストラップホールなどの国内向け機能も網羅、デザインもXperiaライクな格安スマホを感じさせないものとなっており、取捨選択のメリハリを持たせながら低価格・多機能なモデルに仕上がっています。

スペック・機能やカメラの写真の作例などの詳細レビューは外部媒体のモバレコにて寄稿しているので、参考までに。

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カラバリとしては基本カラーのブラック・ホワイト・ピンクに加え、楽天モバイル限定のゴールド、mineo限定のグリーンをラインナップ。

なお、mineoではarrows M03本体価格が一括31,800円と安い上、8月29日までの先行予約キャンペーンに応募するとAmazonギフト券が2000円分プレゼント、契約事務手数料3000円が無料と、計5000円分お買い得となっています。発売日は9月1日とやや遅いものの限定カラーも魅力的で、購入を考えている方には狙い目なのではないでしょうか。

価格帯としてはFREETEL SAMURAI REIファーウェイのP9 liteなどの人気機種と並びつつも、防水防塵・おサイフケータイ・ワンセグなどの大手キャリア向け端末と同等の機能を兼ね備えており、この価格帯・この機能で見ればarrows M03は他社の追随を許さない機種。これらの機能が手放せない大手キャリアのユーザーにとっての格安スマホ・格安SIMへの渡し船になりそうです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。