Y!mobileの2周年記念として2016年8月1日よりYahoo!携帯ショップにて限定販売が開始された「SIMスターターキット」を購入、契約をしました。月額980円で1GBまで使えるデータSIMプランの提供が同日より開始されており、Yahoo!プレミアム会員においては月額500円で使用できるという太っ腹なキャンペーンとなっております。
今回、Y!mobile自らこのプランを“格安SIM”とうたっており、近年様々な業界が参入している、いわゆる格安スマホ市場と対抗している様子がうかがえます。MVNOとの違いを説明し出すと脱線してしまうので詳細については割愛しますが、とにかく昼夜問わず快適に通信ができるY!mobileの回線を格安で利用できるとなれば、ケータイオタクとして試さねばなりません。
前置きが長くなってしまいましたが、自分で用意したiPhone SEのSIMフリーモデルでセットアップし、実際に日常で使ってみた感想をご報告いたします。
Yahoo!携帯ショップでSIMスターターキットを購入
Yahoo!携帯ショップのY!mobileページより、nanoかmicroのSIMサイズを選択してカートに追加、購入しました。このスターターキットを購入してから2日後に、ポストへ投函されていました。後はY!mobileでの契約手続きをします。
Y!mobileの契約をする
届いたSIMスターターキットには既にSIMカードが同梱されており、WebからY!mobileの契約をすることになります。このとき、本人確認書類として免許証等が必要になりますが、画像データ(JPEG)でアップロードするため、予めプリンターやスキャナーでPCに取り込んでおくと良いでしょう。これらの諸手続きを行うWebページは以下のリンクになります。
なお、この手続き終了後に契約の審査が行われますが、どうやら10:00〜18:00の間のみ開通できるようで、例えば夜間に申し込んだ場合は翌朝の10:00以降に手続きされるようです。よって、申し込み時間によってはすぐに開通できない場合があるため、お急ぎの方は注意が必要です。
開通メールの受信後、いざiPhone SEでセットアップ
無事開通した旨のメールが届き、Y!mobileのSIMカードを用意していたiPhone SEに差し込みました。SIMフリーのiPhoneとはいえ、Y!mobileでデータ通信するためにはAPNのプロファイルをインストールする必要があるため、Wi-Fi環境で行います。APNプロファイルは以下のリンクから。
このプロファイルをインストール後、圏外のまま接続されないようであれば、一度iPhoneを再起動すると良いでしょう。無事にアンテナピクトが経つと、Y!mobileからSMSが届き、メールのセットアップ等を行います。ひとまずここまでで開通作業は終了。
気になる平日の混雑時の通信速度
今や必須のLINE、年齢認証が可能
今ではスマートフォンユーザーの多くが利用しているLINEですが、多くの格安SIMでは年齢認証ができず、ID検索等の一部機能が使用できないという現状がございます。しかし、Y!mobileでは年齢認証ができるため、これらの機能もすべて使用できます。また、SMSに関しては追加オプション等不要で使用できるため、新規でLINEアカウントを作成することもできます。
総括:LINEも使えて昼夜も快適、様々なユーザーにおすすめ
長くなりましたが、実際に使用してみたところ、思っていた以上に満足できる品質で、特に朝、昼、夜問わず快適に使えるところはどなたにでもおすすめできるポイントです。また、近年ではLINEでコミュニケーションを取る機会が増えたため、必須のツールになりましたが、年齢認証も問題なくできる点は好印象ではないでしょうか。
ただし、今回契約したプランはデータ通信のみですので、通話をする方は通話プランで契約してください。(※今回のお得なキャンペーンはデータSIMプランのみ)
「あまり電話はしないからLINE無料通話でOK」という方や、「2台目のスマートフォンで使いたい」という方などなど、幅広いユーザー層におすすめできるのではないかと思っています。
補足:なお、本キャンペーンは月額500円の他にYahoo!プレミアムの契約が必須。Yahoo!プレミアムの契約を解除した時点で月額は980円となります。月額500円で1GB回線が使えるキャンペーンにはこの他にセットでおトクキャンペーン2が実施されており、こちらは既存のY!mobile回線の契約がある事が条件なものの、3年間月額500円で利用でき、一度契約してしまえば条件無しに3年間月額500円で利用可能。Battery WiFiやCar WiFiなどの端末が一括0円で手に入り、SIMフリーiPhoneなどにもSIMを流用可能。既存のY!mobile契約がある方はこちらの方がお買い得感のある回線となっています。