iPadをMac/Windowsの有線外付けディスプレイにできるアプリ「Duet Display」に、新たにiPadのタッチパネルを利用してMacのTouchBarを利用できるようにする機能が追加されました。
TouchBarは今年発売された新型MacBook Pro(13インチ・15インチモデル)に搭載されたファンクションキーに置き換わる細長いタッチパネル式のインターフェース。従来のMacBookシリーズのキーボードの最上部に位置していたescキー、F1〜F12キー、電源ボタンを置き換える形でタッチパネルを配置し、アプリケーションに応じて表示するキーを切り替えるというもの。
今回Duet Displayに配信されたアップデートはこのTouchBarを外付けディスプレイ化したiPadの画面上に配置して利用できるというもので、TouchBar搭載MacBook Proでなくとも利用可能。従来式のMacBookであっても、MacのTouchBar機能を利用することができます。
元Apple社員により開発され2年前の2014年12月にリリースされた際にも人気を博し、昨年2015年にWindowsに対応、更につい数ヶ月前にiPad ProのApple PencilをMacの液晶タブレット化できるDuet Proがリリースされたのは記憶に新しいですが、今回のアップデートでより一層Duet Displayの機能性がアップし、ただのiPadを外付けディスプレイ化するアプリから絶えず進化し続けている事が感じられます。
Duet Displayは2400円の有料アプリですが、現在50%オフのセールを実施しており、1200円で販売中。なお、既存ユーザーは無料でアップデート可能となっています。iPadを外付けディスプレイ化するアプリの中でも非常に完成度が高く、iPadとPCを両方使っている方には是非おすすめしたいアプリです。ダウンロードは以下のリンクから。