横浜赤レンガ倉庫にて開催されている「ル・ボラン カーズ・ミート2018 横浜」のKENWOODブースにて、最新カーナビ&ドラレコ体験イベントに参加してきました。
イベント当日の天気はくもりでしたが、雨に見舞われる事もなく、ちょうど良い気温。今回のイベントは横浜赤レンガ倉庫で毎年行われているクルマ系の催し物「ル・ボラン カーズ・ミート2018 横浜」のKENWOODブースにお邪魔し、最新のカーナビとドラレコを体験、その後実際にドラレコを自分の車に取り付けて体験できるというもの。早速当日のイベントの様子をお伝えします。
我々がお邪魔したのはKENWOODさんのブース。個人的に家庭用オーディオ機器の印象が強かったKENWOODですが、今回フィーチャーされていたのは車用のカーナビと運転録画用のドライブレコーダー。参加者は二手に分かれ、我々のグループはまずドライブレコーダーの説明を聞きにブースのテントの中へ。
売上が激増中のドラレコ業界
KENWOODは2017年度、260万台ものドライブレコーダーを販売。これは前年比180%の数字で、増加の裏には煽り運転の報道などがあり、激増する需要に生産が追いついていない状況とのこと。今回はその売れ筋のドラレコ製品の中から、最新トップエンドモデルのDRV-830、DRV-W630、DRV-630をご紹介いただきました。
今回紹介頂いたラインナップは史上最高画質を売りにしたシリーズ。KENWOODは現在日本ビクターと合併しJVCケンウッドという会社になっていますが、日本ビクター時代のビデオカメラ技術が惜しみなく注ぎ込まれているとの事で、業界最高画質を謳っています。高解像度WQHD(2560×1440)での録画に対応しつつも、フレームレートを落とす機能を搭載する事で長時間録画も両立し、インシデントの際に車両のナンバープレートなどをより確実に判別できます。
どのモデルも高画質・長時間の録画に対応しつつも、上位モデルのDRV-W630はWiFiを使ったスマホ転送機能、DRV-830は2つのmicroSDスロットを使った更にワンランク上の長時間録画が可能。
HDR撮影にも対応しているため、トンネルの入口・出口など明るさに大きな差があるシーンでも白飛び・黒潰れする事なく記録する事ができます。
今回実際に提供頂き体験する予定のDRV-830は128GBまでのmicroSDXCに対応した2つのmicroSDスロットで長時間録画に対応しているほか、3インチの大画面で可視性もアップ。ラインナップの中での最上位モデルです。こちらは追って別のレビュー記事にてインプレッションを書いていく予定。
早速ですが、レビューの前に早速HDR性能を体感できるトンネルなどのある道で2560×1440解像度で録画してみたので、YouTubeにアップしたものを公開します。
ハイレゾ再生やスマート連携に対応した「彩速ナビ」
続いてカーナビの紹介。今回ご紹介頂いたのは「彩速ナビ」シリーズの主力モデル「TYPE M」とプレミアムモデル「TYPE Z」。音質にこだわったモデルで、ハイレゾ音源の再生やLDACによる高音質ワイヤレスオーディオ再生にも対応しています。またハイレゾでない音源に関してもK2テクノロジーというアップコンバート技術を用いて高音質に再生する事が可能となっています。
上位モデルにTYPE Zに関してはAppleのCarPlayとAndroidのAndroid Autoに対応。iPhoneを接続して音声アシスタントのSiriを使って音楽の再生、ナビの設定などが可能となっており、近代的なカーナビとなっています。
今回はカーナビの操作デモだけでなく、実際にKENWOODのデモカーでハイレゾ音源の再生を体験する機会を頂きました。
運転席下にはアンプを搭載。
助手席下にはサブウーファー。
左右ドアには同社の高音質スピーカーを搭載。
フロントガラス左右のピラーにはツイーターを搭載。さすがデモカー、フル装備の車両です。
実際に音源を聴かせて頂きましたが、通常のカーオーディオと比べると別格の明瞭感。今回の試聴は静止状態だったためエンジン音や走行音が無く一層クリアに聞こえましたが、実際に走っていても明白に違いが分かるレベルだと思いました。
個人的にKENWOODのサブウーファーを自車で愛用させて頂いていますが、一式揃えるとここまで違うのかと実際に体験できたのは収穫。是非カーオーディオ環境をよりパワーアップさせたいと思いました。
ひととおりドライブレコーダーとカーナビ・カーオーディオの体験を終えた感想としてはKENWOODさんの説明員の方々の説明はとても噛み砕かれており初心者にも分かりやすいと思いました。強いて2点言うのであれば折角の体験イベントとの事だったのでカーオーディオは実際に普段聴いているハイレゾ音源を持ち込んで試聴してみたかったのと、SNSに向けたインフルエンサーであるブロガー向けのイベントだったため、長時間録画に特化したハイエンドのDRV-830ではなくWiFi経由でのSNSへのシェアに対応したDRV-W630の方がモニター製品だと良かったかなと思いました(最上位かつWiFi搭載のDRV-W830的な製品が出ると更にうれしいですね)。
何はともあれ、今回のイベントはル・ボラン カーズ・ミート2018 横浜の中のブースで行われたという事もあり、KENWOODさんのブースでイベントを終えた後も様々な車関係の催しを楽しむことができ、珍しい車も多数見られて非常に満足。ガジェット系の他のジャンルと比べると自動車系のブロガーイベントが非常に少ない中、今回のイベントを企画・開催して頂き、数少ない参加者に当選して頂いたAMNおよびKENWOODの方々にはこの場を借りて感謝を申し上げたいと思います。