1Password公式サイトで購入するよりもお買い得に購入できるソースネクストの1Passwordの3年版ライセンスですが、従来不可能だった既存の1Passwordのサブスクリプション契約への追加が可能となっています。ただし追加タイミングを間違えると損してしまうケースがあるなど、いくつかの注意点があります。
今回、公式サイトで年額契約で愛用中の1Passwordのソースネクスト版の3年ライセンスが安くなっていたので購入したところ、「既存アカウントに新しいライセンスを紐付ける方法は?(ご利用中の年額/月額版にソースネクスト版ライセンスを紐付ける)【1Password】」という公式FAQページにいくつかの注意点があったので紹介します。
まず、1Password公式サイトで購入したライセンスのうち、ソースネクスト版ライセンスを追加できるのは「年額」「月額」のライセンスのみで、買い切りライセンスのアカウントにソースネクスト版の3年間の期間を追加する事は不可。こちらが第一の注意点。
そして第二の注意点としては、既存アカウントにソースネクスト版の3年ライセンスを追加する事は可能なものの、契約期間が残っている状態で3年ライセンスを上書きすると古い残り期間は削除されてしまうという点。特に年額契約をしている場合、契約サイクルの途中でソースネクスト版を上書きしてしまうと月単位で残り期間が削除されてしまうので注意が必要。無駄無く契約期間を追加したい場合は契約期間が終わる頃に追加する必要があります。
以上2つが既存1Passwordのアカウントに追加する場合の注意点となっています。
3年分のまとめ買いとする事で公式サイトでの購入よりもお得に使えるソースネクスト版の1Passwordですが、既存の1Password公式のアカウントに追加する場合は買い切り→サブスクへの切り替えはできないのと、契約期間が残っている場合は合算ではなく上書きとなる点に注意が必要です。
既に年額・月額プランで1Passwordを使っている場合は追加タイミングだけ注意すれば約半額でお得に使えるので、ソースネクスト版は是非活用したいところ。なお今回私は運悪く先月1Password公式の年額プランが自動更新されたばかりだったので、残念な事に11ヶ月後にソースネクスト版の紐付けはお預け。
なお1Password公式のサブスクリプションは公式サイトから「サブスクリプション解除」を行っておけば自動更新されないので、お得に購入したソースネクスト版への切り替えを将来的に予定している方は念のため行っておくのも良さそうです。
追記:サポート問い合わせで残期間の返金も可能
本件について1Passwordのサポートに問い合わせてみたところ、3年ライセンスの上書きにより削除されてしまう残り期間分は返金が可能とのことでした。そのため、現在年間契約をしている方でもソースネクストの割安な3年版を購入してそのまま利用中のアカウントへの反映が可能。
既に1Passwordの年間会員で残りの契約期間を待たずに3年ライセンスに切り替えたい方は、サポートへの問い合わせがおすすめです。