Xperia X10ユーザにはお馴染みのリカバリツール「xRecovery」のXperia X10 mini版の導入方法を紹介します。
バックアップ、リストアやカスタムzipの適応等が行えます。
root化しているユーザには必見です。
root化
root化はSuperOneClickで行います。
基本的な操作は同じですので以下のリンクを参考にしてください。
GALAXY S SC-02Bのビルド番号FROYO.OMKA5アップデート後のroot化 | ガジェットショット
xRecoveryの導入
root化後、busyboxをインストールします。
次に、以下のリンクから”xRecovery-mini-0.1-beta.tar.bz2“または”xRecovery-minipro-0.1.1-beta.tar.bz2“をダウンロード、解凍します。
X10 miniはこちら→[RECOVERY] xRecovery-mini 0.1-beta | INITIAL RELEASE | 18/12/2010 – xda-developers
X10 mini proはこちら→[RECOVERY] xRecovery-mini 0.1-beta | INITIAL RELEASE | 18/12/2010 – xda-developers
中から出てきた”busybox“、”chargemon“、”xrecovery.tar“の3つのファイルをX10 miniのSDカードに入れます。
その3つを/system/binに入れます。
root explorer等のroot配下をいじれるファイルエクスプローラで入れるのが一番簡単な方法ですのでその環境がある方はそれでやってください。
ない方はデバッグ接続し、コマンドラインから以下のコマンドを実行。
> adb shell
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
# mv /system/bin/chargemon /system/bin/chargemon.bak
# cp /sdcard/busybox /system/bin
# chmod 755 /system/bin/busybox
# cp /sdcard/chargemon /system/bin
# chmod 755 /system/bin/chargemon
# cp /sdcard/xrecovery.tar /system/bin
# chmod 644 /system/bin/xrecovery.tar
# sync
# reboot
(引用元:「no title」さん)
元のchargemonをchargemon.bakとしてバックアップしているので元に戻すには/system/binのxrecoveryを消し、chargemonをchargemon.bakで上書きすれば良いということです。
起動
ブートしている途中の「Sony Ericsson」という文字が出たときにバックキーを押すことでxRecoveryを起動することができます。
操作方法はボリュームキーでカーソル移動、ホームキーで決定、バックキーで戻る、です。
スリープボタンを押すと後ろにいる彼を見ることもできます。
とりあえず”Backup and restore“からバックアップしておきましょう。
これで文鎮化してもいちいち初期化する必要もなくなります。
“Install custom zip“からはカスタムROMのインストールが行えます。
いくつか試してみましたが私は結局標準ROMに落ち着いています。